札幌公演当日日記その1
  記 制作担当富永浩至

6月22日(土)  
6時 ゾン宅集合。3台の車に分乗して、札幌へ向かうことに。1台目の富永号には、荷物がびっしり。空いたスペースに宇佐美、坪井が乗り込む。2台目は北見からの助っ人D吾号。昨夜遅くに帯広入りし、片寄宅に泊まる。乗るのは、片寄、村上。3台目のゾン号には、上村、野口、金田、西部という総勢11人のメンバー。これに札幌のスタッフが加わるとおお大人数の劇団だ〜!
  富永号がちょっと遅れて集合場所につくが、ゾン号がいない。ガソリンがなくて給油にいったとか。ちょいと出鼻をくじかれる(^_^;)。会場の駐車場は1台しか停められないので、荷物を積んだ富永号はお先に出発。

さすがに皆さん眠そうです(^_^;)



照明の仕込み中の鈴木さん、大久保は助手役
10時 富永号、無事会場入り。すでに大久保、内山は会場入りし、照明をお願いした鈴木静悟さんの吊り込みを手伝っている。他の2台は武田宅に車を停め、地下鉄で会場まで来る予定だったが、なかなか現れない。そこへ、坪井の携帯がなる。地下鉄で人身事故があり、電車が走ってないので、一つ手前の駅まで歩いているとのこと。なぜ歩く、なぜタクシーで来ない?!の叫びはもちろん届かない(^_^;)。

11時 結局、一駅分歩き汗だくになってやっと到着した片寄一行を尻目に、先に会場入りした苫小牧4丁目劇場の皆さんは、隣のスタジオでパンフレットの折り込み準備。4丁目の皆さんにはホントお世話になりました。感謝、感謝。

 


テキパキ作業する苫小牧4丁目劇場のメンバー


今回の芝居は、畳(帯広から持ってきた今はなき芝居小屋のもの)そして卓袱台と椅子だけの簡単なセット。いや、いつも簡単なものしかやりませんが、はい。

1時 照明吊り込み終了。鈴木さんと大久保、昼食もとらずに頑張ってくれました。この間、他のメンバーはチラシの折り込み作業。帯広の公演では、そう多くありませんが、さすが札幌、結構な量 のチラシです。吊り込みが終わった後はすぐに照明合わせ。演出のプランに基づいてつくってもらったのですが、何せ初めて一緒に芝居をするのだから、微妙な食い違いは仕方のないところ。しかし直ちに演出の意向通 りになおしていきます。さすがプロ。

3時 ゲネプロ。演出から2、3箇所ダメがでる。今回演出がこだわった点は、各場における二人の関係性の変化。フランスから帰ったばかりの二人の距離感。その後、また一緒に生活する中で、それがどの様に変わっていくか。その辺をうまく表現できれば、ということです。

 


ゲネの時から緊張してた(?)役者二人(^_^;)

役者につくとほとんど食欲がないK村だが、スタッフの時はこれこの通 り(^^)
4時半 ゲネ終了後、開場前の休憩。スタッフはここで軽めの夕食。
7時 本番。
8時15分 終了。

芝居が終わった後のあたたかい拍手。しばらくなり止みまない。この芝居、長くやっていますが、この日の拍手が一番長かったかな。いや、札幌のお客さんはあたたかい!(はやく明るくしろの拍手だったという説も(^_^;)
 

9時 小打ち上げ。隣のスタジオで残ってくれた皆さまと乾杯をする。今回は特例で、このスタジオで宿泊までさせてもらうことに。いやいや、演劇財団の皆さまにはお世話になりました。多謝。
一応、舞台監督の行動予定表には11時就寝と書いてありましたが、果たして何時までやっていたのだろう?主演女優は、暴れないうちに武田宅へ強制送還(^^)。私も役者ですから早め?(1時)に寝ました。ところが私が寝てから、いろいろと面 白いことがあったとか。ちょっと見たかったです、はい。


小打ち上げに参加してくれた面々。まだまだ多くの方がいらっしゃいましたが、代表してこちらの方々(^^)。

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