第53回公演「いち・ご白書」アンケート集計
2005年11月13日、19日、20日 4ステージ  

【1】あなたはこの公演をどの様にして知りましたか?

Q1

【2】あなたは演研の芝居を今までに観たことがありますか?
 


Q2

【3】今日の芝居はいかがでしたか?

Q3

【4】お客様のことをお聞かせ下さい。

Q4

 

  ●感想を抜粋しました。

 ●10代
・今、高校生なのですが、私も居場所を探しているんだなって思いました。知らない間に他人を自分の道具として使って生きている私達って怖いと思います。愛とか恋とか知らないくせに知っているつもりで生きて、高校卒業を必死にたえて待っている私にとってすごく胸が痛かったです。すてきな舞台ありがとうございました!!(女性)
・シンジが2人の女性にふりまわされているシーンは、思わず笑ってしまいました。自分がシンジに言いたくてムカムカしているのを、2人がはらしてくれた気分です。(女性)
・怖かったです。現在進行形で高校生の人間としては、どこか未来の姿を見ているような感じもあって、とても怖かったです。(女性)
・「道具」とか「ずっと続く友情」という言葉が、あちこちに散りばめられていて、ドキッとしました。臨場感がすごかったです。高校生として見ましたが、大人になって自分の中に残る「高校生」があるんだと思い、少し怖かったです。でも、逆に自分が大人になった時、自分の中にどういう「高校生」がいるのか、楽しみにも思えました。(女性)


 ●20代
・人間のダークな部分がこれでもかと言うくらい出ていて、「人間って恐いな」と思った。キャストの方々の演技も真に迫っていて、とても面白かった。(男性)
・怖くて、泣きたくなりました・・・。おもしろかったです。その後のゆくえは・・・。(女性)
・ドラマみたいだった。初めはちょっと入り込めなかったけど、後半、過去が分かりはじめたころから入り込めた。女優さんたちがよかったです。(女性)
・人の本質に心がえぐられました。日常こそが一番ドラマティックですね。(女性)
・何だか考えさせられる、うなづいてしまう、いらいらするような、でもおもしろい内容でした。(女性)
・男女の心理がとても良くわかり、見ているこちらもハラハラしっぱなしでした。でも、自分にはまだちょっと理解しづらい話題かなとも思いましたが、見終わったあとは「面白かった」と感じました。(女性)
・内容がすごいドキドキして、最後、悲しくなってしまいました。(女性)

 ●30代
・1時間30分があっという間でした。現在を歩みながら会話で過去の自分と、そして過去の友人と対話していくところが新鮮というか何というか・・・。日常会話からここまでくっきり人の心のひだを浮かび上がらせるところに引きこまれました。(女性)
・考えさせられました。熱い大人たちですね。あそこにいた人たちは楽しいんだろうなと思いました。(男性)
・人はそれぞれの生き方(考え方、感じ方)があり、同じ時間を共有したとしても、思いはそれぞれ・・・。人の心にいたずらに踏み入ってはいけないなと感じました。(女性)
・テレビドラマではぜったいぜったい恐いので見ない話です。恐い(>_<)。これは、これは、数日苦しみそうです、ひーっっ!!(女性)
・今までにないドロドロ感!?観ていてドキドキの連続でした。3人それぞれの存在感がものすごく伝わってきました。人ってそう変わらないもの、変われないものだな・・・などと考えさせられました。そして何か昔のことに引きずられている自分がいたりと・・・。(男性)
・自分がもし同級生が死に、20年振りにかってつきあっていた同級生たちにあうとしたら、どうなるんだろうと自分自身と重ね合わせて見ました。(女性)
・ホテルの一室であれだけの愛憎劇を繰り広げることなんて、現実にありえないと思ったが、かなり引き込まれた。(男性)

 ●40代
・時代背景が自分とかぶってしまい、(浜省etc)20年前の自分を思い浮かべていました。20年は、自分はあっという間でしたので、同級生に会うと一瞬にして昔に戻ってしまう・・・。その時の思いが、今の自分ではない自分で話してしまう、そんな瞬間は確かにあると・・・。(女性)
・私は43歳。年頃の同じ役者さん?に共感しました。高校時代の情緒不安定な、多感な頃の出来事を、友人の通夜という不幸な、ある種想定出来ない場面で、ふり返るという脚本。配役の演技も見事でした。終演後に流れた曲も懐かしく演出効果大でした。(女性)
・人の心の中をリアルに演じられ、90分が短く感じられました。脚本のおもしろさもさることながら、3名の役者さんの熱演に思わず引き込まれました。(男性)
・10年20年の時間の中で自分の中にも、カサブタになっているものをひきはがしたいと思うのだろうか。(女性)
・同世代の話なので、あるよなあ、あったよなあと思いながら観ていました。マユミが出てきてからグッと面白くなりました。一人の人間の中の多面性がすけて見えて想像力もふくらんで面白かったです。ただ男の描かれ方が単純すぎるような、ある意味鐘下さんが女優に人気があるのも分かるというか。近いうちに再演して下さい。(男性)
・緊迫感のある演技でした。同級生はホテルに誘わないようにします。前半部分シンジがナツエの愛人のように見えるのがちょっと気になった。(男性)
・「よくなかった」というのは、ほめ言葉というか。どんどん内面をえぐられていく感じが、男という同性として見ていると、やるせなくなるっつーか。残酷喜劇として楽しませてもらいました。ナツエのような女に男は恐怖を感じるのです。(男性)
・この空間から早く出たいと思わされたのは、演出、御本人の思惑でしょうか。とてもつかれました。(女性)
・芝居と同じ年代なので、いろいろと複雑な思いがあり、昔を思い出したり、共感したところも沢山ありました。久しぶりに大人の芝居を見たので、時間を忘れ見入ってしまいました。とても良かったです。(女性)
・毎日出張している私にとっては、Hotelのシチュエーション、学生時代の思い出が年代も同じくらいで非常に身にしみた。よかったです。(男性)

 ●50代
・いつもの演研とは、まったく違う内容で引き込まれました。激しくののしり合うセリフまわしも、従来の演研にはないもので、役者さんひとりひとりもまたいつもと違って見えました。思い出をえぐり出すとこういう結果になることもあると思いました。懐かしい風景が浮かぶセリフも、地元出身作家のおもしろみですね。(女性)
・若い頃の恋人に会ってみたいと思いました。あの飢えていたような奇妙な時代に出会った人と・・・。50歳になっても、自分の本性を発見する事件に出会うことがある。人生ってすごいと思う。これからもよい舞台を作って下さい。(男性)
・ 「ファースト風土化の日本」このドラマは帯広ー東京。このラインが不分明になっているのではないか。その鮮やかさが劇的に現れていないような気がする。(男性)
・生の迫力があって、楽しいひとときを過ごしました。いつまでも地元で芝居が見られるといいなと思っています。これからもがんばって下さい。(女性)
・ 今回はとてもハードでした。役者さんも、たくさんエネルギーが必要でしたでしょう。ご苦労様でした。皆、ステキでしたよ。(女性)
・かなり入り込みました・・・。まだあの部屋にいます。その後が気がかりです。(女性)

 ●60代以上
・新しい感覚で楽しめました。(女性)
・人生について考えさせられました。人についても・・・。いろんなこと考えさせられる芝居でしたねえ。(女性)
・「30年おめでとうございます。深い感動を覚えずには入られませんでした。演技力、それぞれすばらしい。雷の効果もいいですね。(女性)
・青春時代からの20年は、白紙に戻れないと思いました。(女性)


 ●アンケートにご協力下さり、ありがとうございました。

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