第54回公演 札幌公演「夫婦善哉」アンケート集計
2006年6月10日11日(帯広公演)、24日25日(札幌公演) 4ステージ 
(グラフは札幌公演のみの集計です) 

【1】あなたはこの公演をどの様にして知りましたか?

Q.1

【2】あなたは演研のことをご存知でしたか?


Q.2

【3】今日の芝居はいかがでしたか?

Q.3

【4】お客様のことをお聞かせ下さい。

Q.4

 

  ※感想を抜粋しました。(○は帯広公演、●は札幌公演です)

 〈10代〉
○お客さんとの距離がこんなに近いのに、独立した空間をつくりあげていて、すごいなと感じました。(女性)
○とてもリアルで楽しかったです。食べ物がおいしそうでした。途中で流れる音楽が良かったです。(女性)
●なんだか食べてばかりの劇でしたね。気になった点は、2回目と3回目の暗転が長すぎたことと、終わりが分かりづらかったこと。これ以外は表情や細かい動作も豊かでした。(男性)

 〈20代〉
○最後の朝食を食べるシーンの3人の表情が印象的だった。また、みそ汁の湯気がたっているのも印象に残った。(男性)
○娘が亡くなって、その中で3人の1つ1つの複雑な感情をダイレクトに感じ取ることができて、すごく感動した。(男性)
○あっという間の1時間15分でした。だんなさんがちょっとダメな性格の人で安心した。姉妹はいいな。(女性)
●みる方の想像力や解釈にゆだねられる部分が多い作品で、いろいろと考えながら見させていただきました。私は今まで10代〜20代前半くらいの役者さんの演劇を見ることが多かったのですが、今回は一つ一つの表情とか、演技力に魅せられました。(女性)
●もう少しセリフとセリフの間がほしかったと思います。やるせなさとか、どうにかしようとしてもどうしようもない事の悲しさとかは出ていたのですが、テンポがよすぎて、淡々とした感じが前に出てしまっていたように感じます。(女性)
●それぞれの役者の生きざまみたいなものがしみ出てきていました。今の、この役者達でしか表現できない場の雰囲気でした。ラストの、一人分のおぜんが主人公の今後を暗示し、とても身震いがしました。素晴らしい芝居でした。(男性)
 〈30代〉
○しみじみと静かで、それが良かったです。いつも食べる場面があって・・・。でも食べるって生きる基本ですものね。とてもおいしそうに召し上がっている姿が、また良かったです。(女性)
○会話の中に入ってしまいたくなる程(近くで観させて頂いたので・・・)すごくお芝居を近くに感じました。(距離ではなくて・・・)3人のそれぞれの気持ちの動きが前回みた時よりも強く感じられて、切なく、何度もなりました。(男性)
○身近に美味しそうな香りが漂う芝居、最高でした。(男性)
●3人の微妙な距離感や感情が伝わってきて、とても良かったです。切なさや色々なものが感じ取れて「大人の芝居」って感じでした。(男性)
●3人の不思議な関係に最初はとまどいましたが、話が進むにつれてひきこまれました。食事しながらのお芝居は初めて見たのですが、食を通じて3人が少しずつ本音を話し始める。それがとても自然で自分もその中に居るような感じになりました。(女性)
●なんだか久しぶりにじっくり対話のある芝居を観ることが出来て感動した。特に「妹」がすごーく伝わってくる声でよかった。(男性)
 〈40代〉
○背景となる食卓セットが秀逸でした。最後の食卓上の「みそ汁」の湯気が、照明の中でゆっくり昇るシーンは心に残りました。(男性)
○狭い空間で心の緊密さを感じることができました。役者の方々、それぞれの思いが伝わってくる芝居だったと思います。(男性)
○何もかもが初めてでびっくりしたのが一番です。こういう文化もあるんだなあという感じです。とても近くで演じている役者さんを見て、細かい心理の移り変わりが感じられました。すばらしかったですヨ!(女性)
○すっかり入り込んでみていました。泣きそうになったり等・・・。楽しませて頂きました。(女性)
●良かったです。脚本がやっぱり素晴らしいですね。暗転の時に出てくる黒子さん、食事の出し入れが効果的、役者さんは手伝わずに、任せていて良かったのでは?流されてここまで来た3人の機微がよく表されて、静かな芝居、楽しませてもらいました。涙が出るとかという種類のものではないけど、自分の人生を考える上でも良い作品でした。
●会話の間の取り方等、内に秘めた言葉にできない思いをそれぞれに感じ、よかった。大変観ごたえがありました。(女性)
●何気ない会話が自然体で、でも胸に響いてくるものが・・・。死んだ人が会わせてくれる。本当にそうですね。(女性)
●極々小さな心の動き、ささいな感情から垣間見える心の奥底をちゃぶ台にのせて、しっかりとした役者のやりとりもあいまって、感動的な舞台でありました。ごはんもおいしそう。(男性)
●端正な芝居だと思いました。じんわり。(男性)
●よかった。よすぎる。(男性)
 〈50代〉
○この空間での演技を見る機会が持てた事にとても幸せを感じました。夫婦善哉なりと誠に思いました。いろいろあって夫婦なんだよなァ〜、やはり。(女性)
○間がとても良くなったと思います。泣かされました。(女性)
○映画キャメラの長回しのように、ゆったりと間を取った芝居運びの中に、非常にテンションの高い部分が現れるなど、緩急のメリハリのつけかたがめざましい効果を上げていました。(男性)
●初めて、こういう公演をみて、たった三人なのに三人の人生の奥深さ、いろいろ考えさせられ、良かったです。(女性)
●元妻が出て来てからの3人の会話、良かった。でも、幼い娘がなくなった現実感が出ていなかったのが残念。(女性)
●死者が生者を走られるなら、死者は無力ではないし、死は喪失でもない。(男性)
 〈60代以上〉
○新聞で、「間」と「リズム」のことにふれられていましたので、今回はそのことについて特に気をつけて観させて頂きました。成る程、この二つ、見事にクリアーして演じられていました。前回に比べ、しっとりと円熟味を増し、嬉しく感銘をうけました。(女性)
●会話の中に夫婦でしか分からない微妙な空気があり、胸にせまる感じがありました。(女性)
●元夫婦の会話、姉妹の会話がおもしろかった。(女性)

 ●アンケートにご協力下さり、ありがとうございました。

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