劇団演研 第76回公演「おやすまなさい」アンケート集計

2018年11月3日4日10日11日 全6ステージ  

 

 




 

  ※感想を抜粋しました。(写真:大久保真氏)

 

 〈10代〉

●とても演技が細かく、とても素晴らしかったです。(女性)
●演技力すごかったです。2人芝居で、難しいはずなのに「えい」とか「貝」とかのくだり、本当に良かったです!(女性)
●不思議な世界観でした。友人なのか家族なのかわからない2人の会話を本当にその2人のそばで見ている家の中のものになった気分でした。ときどきもつれる、2人の本音、しんみりとした感情、表情が好きでした。(女性)
●内容が難しくてわからなかった。とても面白かった。自然な演技がすごいと思った。(男性)
●会話を見ているようで面白かった。原作も読みたくなるような演劇で、別の作品も観たいと思いました。(男性)


 

 〈20代〉

●空想の世界に漂うような気持ちで観劇しました。(女性)
●この芝居・・・何者・・・どこ・・・えっ終わったーって感じです。(男性)
●心地良い夢みたいな、不思議な感覚になりました。舞台と近いと自分もその中にいるような気分になりますね。(女性)
●とても面白かったです!最後の方で貝殻がいっぱい出て来てすごかったです!でかい貝殻出て来た時は思わず笑ってしまいました!エイのくだりのところも面白かったです。(女性)
●今回、演研さんの劇を初めて観ましたが、二人の掛け合いがリアルで、本当に日常をのぞいているかのように感じました。日常の中にもどこか非日常的なシーンもあって、とても引き込まれる内容でした。(女性)
●どうでも良くて何でもない感じが居心地よかったです。最後の方は何となく切なくて好きです。(女性)
●本の内容を理解するのが難しかった。何を伝えたいのかがわからなかった。二人の女優さんの身体を張った演技、お疲れ様でした。(男性)

 


 

 〈30代〉

●すごく距離の近い芝居で、表情しぐさがすごく見られるなと感じ、その中で演じる演者さんがすごいなと思いました。(男性)
●殻を破るや貝に関する言葉や予想できそうな答えを逆手に取った回答するなど、とてもひきつけられました。(男性)
●ストーリーに大きな変化はなく、演者のやり取り、一挙手一投足を注視するという点では「隣にいても一人」みたいだと感じた。客席を両サイドに配置して観る芝居だが、後半の貝を見つけていくシーンなど、一方の客席だけ見やすいということは無いように工夫していたのは良かった。この二人は何者?という謎も考えてもいいし、考えなくてもいいと感じた。(男性)
●山もオチもないが、何故か目がはなせなかった。夢から覚めた感じだった。(男性)
●世界が不思議で引き込まれました。初めて観ましたがとてもおもしろかったです。この部屋は一体どこなのだろうと思いました。(女性)
●難しくてわかんなかった。(男性)
●女性2人って、話すときりがないのがよく分かります。最後がどうなったのか気になります。楽しかったです。(女性)
●話に出た「もしも」が舞台上からありありと想像でき、面白かった。想像力を思い出させてくれた。2人の生活を覗き見している感じがした。ただの会話も、舞台を通してみると、こうも面白いものなんだ。自分の会話、行為もこういうように見てみたい(男性)
●セリフのやり取りが絶妙で面白かったです。彼女たちは人間なのか、そうでないのか、舞台も地上なのか、海底なのか、最後までハッキリしなかったのも、物語の不思議さを出していてとても良かったです。(男性)

 


 

 〈40代〉

●赤いTシャツの方のにぎやかなところになかなかついていくのが大変でした。2人の関係がずっと気になってしまった。父とか昔からとかのセリフはあるけれど、お互いをどう思ってしゃべっているのか、よくわからなかくてもやもや。(女性)
●「えっ!そうなの!?」「ホント!?」と思うセリフやツッコミどころがいっぱいの言動もありましたが、寝転がって外に出て行くのは、まさか!?と思いびっくりでした(笑)ありなのか・・・(笑)(女性)
●セリフの掛け合いが印象的だった。「貝」が何を表しているのか。考えていた。(女性)
●2人劇ならではの空気感が本当に自然で見事でした。脚本の面白さがきちんと伝わりました。(女性)
●今回、舞台が中央で囲む席、いつもと違って良かったです。お二人の芝居、いつも素晴らしいと思います。面白かったです。(女性)
●寂しさを表現したいのか、いつまでも寝たくない人と寝たい人。大人数の舞台もいいが、1人や2人の少人数で表現も難しいが楽しい。今回も不条理っぽくて、よかったなあ。(男性)
●結末がもう少し何かあると面白いと思いました。貝がたくさん出てきたのは笑いました。人が夢に落ちる(て)?うらの想像かと思いましたが、どうなんでしょうか?(男性)
●不思議すぎて難解でした。(女性)
●何か不思議、、、、とても、、、生きてる?それとも、、、?!とか、、、とにかく、、、色んな瞬間にドキッとしました。(女性)
●植物、動物、生物全般で生きるという事を考えるテーマでもあり、人間みたいに話せない分、何を思っているんだろうとふと思いました。笑いありで良かったです。(女性)



 

 〈50代〉

●背景を色んなシチュエーションに置き替えて、生きているか死んでいるのか、不思議な感覚でした。(女性)
●いやーシュールですなあ。ここはどこなんでしょう?どうして貝があちこちからでてくるんでしょうか?(男性)
●なんとも不思議な感じで、すぐ感想を上手に書けませんが、持ち帰って考えてみたいと思います。(女性)
●不思議な感じでおもしろかったです。後から色々と背景を想像して楽しみます。(女性)
●たわいもない会話に何か意味深なものが隠されているように感じた。今までとは違った感じの芝居を観せてもらいました。(男性)
●眠れない子どもが(我が子が小さかった時)あの手この手で親を起こしておしゃべりしていた時のことを思い出しました。(女性)
●おやすまなさい。息子の友人が亡くなってしまい、おやすまなさいと言ってあげたいと言いたい。(女性)
●こういう芝居もありなんだなあと、ながめていました。海の底で孤独に暮らす2人なのか、終末感も漂ってきて、もう人類はこのようにふざけながら死んでいくしかないみたいな、考え過ぎかな。静かな中におかしさのある芝居でした。(男性)
●おもしろかったです。何が?と言われると言えないケド、、、。(女性)
●正直、前半は「2」と共に睡魔と闘っていましたが、貝が出てきて、ここが海の底かと想像し始めてから、が然面白くなりました。一つ一つの言葉の意味を考えたり、少し震災のことを考えたりしながら。寝る前に兄弟で交わした会話、親子で交わした時間、そういうひとときがとても愛おしく思い出される芝居でした。(男性)

 

 

〈60代以上〉

●テーマ、ストーリーは何か?ここというところがないかなあ。(男性)
●いつでもどこでも寝られるのが取り柄だったのに、年をとって寝つきがとても悪くなりました。そんな時にはいろいろなことが頭に浮かびます。いろいろな、、、(女性)
●この空間に引き込まれました。一言一言楽しもうと、あっという間に過ぎました。(女性)
●ちょっぴり笑いあり楽しかった。二人の掛け合い、間の取り方が自然でよかったです。(男性)
●客席が両端なのが新鮮でした。次々と出て来るエピソードと小道具が面白いです。不条理と思える話の展開が想像以上に飛んでいて、セリフを覚えるのに苦労したでしょうね。(男性)
●自然なテンポある会話がとてもよかったです。私も舞台の中にいるような感じ、時々眠りに誘われました。(女性)
●コンビニが近くにあるのか無いのか?この家はアパートか一軒家か?地方都市、海の近くなのか等々。妄想がつきない物語ですね。オモロイ!(男性)
●一瞬も瞬き出来ないくらいの演技でした。ユニークな展開、ヌクレオチドまで出てくるなんて〜。私にはやや難解でしたが、素晴らしかったと思います。(女性)


 ●アンケートにご協力下さり、ありがとうございました。

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