劇団演研第85回公演

※この公演は終了いたしました。ご来場くださり誠にありがとうございました。

※公演報告
○アンケート結果>工事中
○上演パンフレットより>こちらから
○舞台写真(大久保真氏、撮影)>こちらから

 


宣伝美術:エンドウマナ

 

 

「あたしら葉桜」
 作:横山拓也 (iaku) 演出:富永浩至
同時上演 リーディング「葉桜」作:岸田國士

出演 坪井志展、友里恵



 母は娘の見合い相手の態度が気に入らないが、娘の気持ちも煮え切らない。
2人は結婚をめぐってとりとめのない会話を繰り広げる……

 大正末期に書かれた岸田國士の「葉桜」を「エダニク」の作者、横山拓也が現代に翻案した「あたしら葉桜」。
2作品同時上演です。



 

と き
2023年
11月18日(土)
開演午後8時   19日(日)
開演午後2時
開演午後5時
25日(土)
開演午後2時 開演午後5時 26日(日) 開演午後2時

 

ところ
演研・茶館工房(帯広市大通南6丁目 ミントカフェ2階)
入場料

前売・予約 1,500円  当日 1,800円  高校生以下 500円

   
問い合わせ
劇団演研(電話080-3266-0279)
後援
帯広市教育委員会、十勝毎日新聞社

※チケット取り扱い所
 文化ホールチケットらいぶ、フローモーション、ミントカフェ

※ミントカフェ共同企画
 公演当日、一般券をお持ちの方はミントカフェでの公演期間特別メニュー(下記)が200円引きになります。
 なお、チケット一枚につき一回のご利用、他のクーポンとの併用は出来ません。
○公演期間特別メニュー
 コーヒー 480円 →280円 紅茶(アールグレイ、ダージリン)480円 →280円 ハーブティー 580円→380円
 ソフトドリンク(グレープフルーツジュース、カルピス)450円→250円
 

☆ご観劇中のマスク着用について
 この度、政府よりマスクの着用は個人の判断に委ねるという考えが示され、令和5年3月13日以降、適用されました。しかしながら、当会場は狭く、ある程度の人数のお客様が集まることから、引き続き新型コロナの感染防止対策は継続していくことにいたしました。
 ご来場のお客様はマスクの着用をお願いいたします。また当日体調の悪い方、お熱のある方のご来場はご遠慮願います。
 受付などのスタッフもマスクをしての対応になりますので、ご理解の上ご来場をお願いいたします。

 



 

 


上演にあたって

富永浩至

 演劇界の芥川賞ともいわれる岸田國士戯曲賞。その名の由来となった劇作家岸田國士(くにお)が大正時代の終わり頃に書いた「葉桜」は、家長制度に縛られる母親と新しい時代の恋愛に動き出そうとする娘とのやりとりを描いた小品です。

そして、その「葉桜」を現代に置き替え、横山さん流にアレンジしたものが、「あたしら葉桜」です。

 コロナ禍で緊急事態宣言が出され、あらゆるものが自粛する中、その直撃を受けた演劇界は生き残りのためか、盛んにライブ配信を行なっていました。映像とは言え、普段東京へ行かなければ観られない舞台を観られるのは、地方に住むものにとってはとても嬉しいことでした。

毎週のように観ていた配信の中で、とても印象に残っているのが、横山さんの演劇ユニットiakuでやった「あたしら葉桜」でした。時代が新しくなっても常に変わらない母が娘を思う気持ちが、ひしひしと伝わってくるとても良い舞台でした。
 
さて、演研なりの「葉桜」の世界をどう表現するか、目下稽古中です。
是非とも演研・茶館工房に足をお運びいただければ幸いです。

 
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