2015年10月アーカイブ

演出日記29

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本日の稽古、8時から。
すぐに1場から始められるように、散らかしていく。
毎回散らかっているものの数や種類が違うと演技に支障が出るので、メモしてあるものを見ながらセッティング。

音入れのタイミングなどを確認してるところへ、十勝毎日新聞の記者の方が取材に。
初めから観てもらう。4場までやって休憩。休憩中に取材を受ける。



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 ※前回「楽屋」の時にも記事を書いて下さった大谷さん。今回もよろしくお願いします!!


折角なので止めずに4場までやったが、初めて外部の人に観られたので、役者は緊張気味だったのかちょっと力が入っていた。
しかし前半はいい線までいっている。うん、いっていると思う。よし、勝負は後半ですね。休憩後は7場までやって終了。
次回稽古は土曜日。

チケットの方は7日14日が売り切れ間近です。日曜日はまだ余裕がありますので、お時間とれる方は是非、茶館工房へお越し下さい!


演出日記28

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本日の稽古(27日です)、9場から。
前回のおさらい。そして最後まで。
頭からやるとまた準備に時間がかかるので、今のところをもう一度繰り返しして終了。
どうも緊迫感の出て来るところで、そうならない。どうしたらいいのか話し合う。


いよいよ残りの稽古回数が数えるほどになってきた。長時間稽古が出来る土日があと1回。
あ、そうそう、11月3日は休日だから、この日も長く稽古が出来るではないですか。
この残された時間を有効に使って、少しでも良い作品にしたいものです、はい。

演出日記27

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本日の稽古、1場からなので、まず準備。
前回は30分ほどかかったが、今回は20分ちょい。多分このくらいでしょう。

少しずつダメを出しながら、進めていく。
途中ちょっとトイレ休憩を入れ、10場の手前までいったところで時間切れ。
9場の後半、ここは一つの山だよな〜、なんとか乗り越えて欲しいです。

稽古場を出るとまだ明るかったので、ちょっと新鮮な感じ。
帰り道、雪がちらちら。いや、どうりで寒い訳だ。そのあと、一時的に吹雪になりました。
でもほんの少し。すぐ止んでその後はからりと晴れていました(^^;)。
北海道はいよいよ冬ですかね。

稽古終わりでの役者の話。
「チケットを頼まれるのだけれど、気が重いんだよね。芝居が出来てないからと売りづらいよ。」
いやいやその気持ちは分かりますけど、自信を持って売って下さい。面白くなりますから。
え、私だって自信がある訳ではないです。というかそんな人いないと思います、多分。
プロの人だって新作をうつときは初日があくまでドキドキしてますよ。いや分からないけど。
そんなことより、発見がいっぱいある楽しい稽古をしましょう。

以上、後半は稽古場で直接言えよ、みたいな話になってしまいました。失礼しました。

演出日記26

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本日の稽古、1時集合。

各自衣裳を持ってきて決めようと思ったが、これがなかなか決まらない。
ああ、それいいかもねっと一旦決めたが、3人並ぶといやちょっと待てよバランスが・・・となったり、
いや、ああでもないこうでもないと言いながら、結局バツミの衣裳は決まりましたが、あとの二人は保留ということに。

えっと、バツミは役名です。他の2人の役名はおチョビとツンコ。
当然綽名です、本名はわかりません(^^;)。

はい、で、7場から、前回やったところのおさらいです。
最後までいきそうなところで、コーヒーの差し入れ。ありがたいです。
最後までやって、休憩。

休憩後は1場から通し。
出だしから、あれ?あれ?セリフが出ない?最近の稽古は後半ばかりだったから?
ノッキングしながらも、なんとか走り出し、段々ペースがつかめてきたのか、最後まで通りました。
時間は1時間43分。
もうちょっと刈り込んで1時間40分くらいにしたいです。

明日は10時集合。

演出日記25

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本日の稽古、前回の続きの7場から。
この辺りから、登場人物それぞれの抱えている問題が浮かび上がってくる。
何度か返しながら進め、10場の頭で時間切れ。ふぅ〜。


余談ですが、次の日曜日に山本東次郎先生の「狂言づくしの会」がある。
25年続いてきたが、今年で一旦お休みするそうだ。とても残念である。
そのこともあってか、北海道新聞で、狂言ワークショップを受けた演研に、今の活動にどのような影響をあったかを聞きにくるそうだ。
取材を受ける片寄に「富永はどう?」って聞かれた。


東次郎先生の「狂言ワークショップ」を受けて、演研の3人(片寄、坪井、富永)で「附子」をやったのは、2003年なのでもう10年以上前だ。
最初に3人が先生の前で正座をして、口立てで「附子」を教わった。
半端なく緊張したので、足が痺れていたのにも気がつかなかった。
終わった後しばらく動けなかったことを覚えている(^^;)。


最も印象深いのは、打ち上げの席でお話を伺ったことだ。
自分が少しでも上手く演じたいとか、よく見せたいと思っていることが恥ずかしくなった。
先生の話にとても感銘を受けたと熱く語ったつもりだったが、端から見たら酔っぱらって東次郎先生に絡んだようになっていたらしい。
若気の至りです。ごめんなさい。


と言うことで(え、どういうこと?)、次回稽古は土曜日。また7場からやる予定。

演出日記24

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本日の稽古。(と言っても、19日です。)
1場から。
前回の通しで気になったところを直しながら進める。
で、6場までいったところで、時間切れ。続きは次回。

2日間、稽古がないとちょっと不安になりますが、それは仕方がありません。
これ以上稽古を入れると体力的に持ちません。皆さん朝からお仕事をしているのですから。
その点、私はちょっと後ろめたいです、はい(^^;)。


演出日記23

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本日の稽古、1時から。
最初からやるので、まずはセッティング。前々回撮った写真を見ながら、部屋を散らかった状態に。
で、1場から。所々止めながら、2、3、4、5場と進む。セリフを噛むようになって来たので、ちょいと休憩。
2時間くらいですね。う〜ん、もうちょっと演劇的体力をつけて欲しいものです(^^;)。

今日は大通茶館営業中。片寄さんがコーヒーを差し入れしてくれました。ありがとうございます!

休憩のあとは、6、7、8、9、10場となんとか最後まで。ここで5時ちょい前。ちょっと休憩し、いよいよ初めての通し。
最初の場面に戻す作業は、慣れて来たのか、30分くらいで終了。客入れの音楽から、玄関チャイムが鳴って、芝居スタート!

まあ、なんとか終了。携帯のストップウォッチを使って時間を計っていたが、何と1時間までしか計れなかったようで、60:00を表示して止まってた(^^;)。
多分、1時間50分くらいではないかと。もうちょっと短くしたいです。

細かく止めてやっていた時に比べ、通してやったことで役者の中にも流れが出来て来たのか、思ったより良かったので一安心。
ここからが勝負ですね。

演出日記22

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本日の稽古。前回の続き、6場の終わりから。
この場面、動きがちょっと気になっていたので、何回か返して決めていく。
その後、7、8、9、10場、なんとか最後までいって稽古終了。

前にセットは完成したと書いたが、全て台本の指定通りに出来た訳ではない。
狭い工房なのでいろいろと制約がある中で、なんとか寛容できるものにはなったと思っている。
しかし今日稽古を観ていて、ああ、それがあっちにあるから、そこでセリフを言っても、そうは見えないなってとこと、それがあっちにあるから、こっちに出て来てセリフを言わないと変だしなってとこをなんとかしなければと思った。
え、何のことか分かりませんよね、ごめんなさい。いろいろネタバレになると思って、伏せて書いていたらこんなになってしまいました(^^;)。

さてさて、明日の稽古は、初の通しをやる予定。上手く通せるといいのですが。


演出日記21

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本日の稽古、1場から。
舞台を最初の状態をするのに1時間近くかかった模様。
私が稽古場に着くと、出来上がっていました。で、稽古開始。

途中、電話のなるシーンがあるのだが、いつまでたっても電話が鳴り止まない。
みんなの中に、効果音担当の清水はどうして電話を切らないのだという雰囲気が流れたそのとき、
台本を見ていた片寄から、「○○さんのセリフですけど」と一言。あーごめんなさい、清水君が間違えていた訳ではないのね。
そのセリフが入らないと、電話切れないわ、確かに。

というようなことがあり、6場までいって、本日の稽古終了。
いやいや前途多難です(^^;)。

演出日記20

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さていよいよ3連休最終日(10月12日です)。今日は夕方から用事がある人がいたので、早めの10時集合。
どうやら上村は、東京へ行く片寄に、「連休明けに稽古来たらビックリしますよ」と言ったらしい。(オイオイ)
あまりにも出来ていなくてビックリされたらどうしよう(^^;)。

で、7場から。
前の場で同級生の話とかいろいろと出て来て、この辺りからそれぞれの深いところが垣間見えるようになってくる。
確認しながら進める。7場、8場、続けて2時間くらいやっていると役者に疲れが見え始める。9場に入ったところで、
上村が「わたスは明日の・・・」といきなり訛る。皆、大爆笑!どうやら「私はあすの・・・」のセリフを縮めて言ったらしい(^^;)。
皆さん、疲れてくると途端にセリフを噛み出すので、大変分かり易いです。

で、休憩。今日は坪井さんがコーヒーを買いに。

休憩後は9場、10場。そして最後の場面、考えられるのは2つ。どうしようか。もうちょっと考えよう。
出来れば、連休最後に一度通したかったのですが、それは叶わず。今週は水、金とやって、土曜日に通すことに。

演出日記19

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連休2日目(10月11日です)、集合は3時。皆早めに集まったので、そのまま稽古に。
4場から。カーテンの具合を見に村上女史が稽古場に登場。
何度も何度も返して、なかなか進まない。4時すぎたところでトイレ休憩。
その間にちょちょっとカーテンの修正。

稽古再開。これまたなかなか進まず、役者にも疲れが見えてきたので、今度は長めの休憩。
休日の稽古のときは回り番でセーコーマートにコーヒーを買いに行く。前回上村さんだったので今回は私が。
昨日の稽古のあと、坪井さんはお泊まりの同窓会だったかで、隣町へ。どうやら明け方まで話し込んでいたらしい。
50過ぎの女の人たちが集まるとどんな話になるか、この芝居の参考にもなると言って出かけていったのですが、どうだったのでしょう?
まあ、今日のところはその成果より疲れの方が見えましたが(^^;)。

稽古は7場までやって、終了。続きはまた明日。

演出日記18

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本日の稽古、1時から。
前にも書きましたが、この芝居、散らかった部屋を片づけるのですが、まずその散らかった状態をつくらなければなりません。
最初にその部屋をつくる作業をしました。あーでもない、こーでもないと話しながらたっぷり2時間かけて。ふ〜っ。
で、稽古の時に、またこの状態にできるように、写真を撮ったり、図を描いたりして記録。
ここで一旦休憩。

今日は大通茶館は休みなので(どうやら片寄は孫に会いにいったようです)、近所のセイコーマートのコーヒーで一服。

休憩あけは、1場から。ダメを出しながら、2場、3場と進める。4場あたりで役者に疲労が見えてきて、セリフも怪しくなってくる。
6時になるところで、本日の稽古終了。明日はこの続きから。

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セットは完成しました。アクセントで、壁に間接照明をつけてみました(^^)。

演出日記17

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本日の稽古。稽古場に着くと10場をやっていた。そのまま最後まで観て、幕の落とし方を考える。

で、7場からと思ったが、最後までいかないような気がして8場から。
ダメを出しながらやったら、結局9場の頭で終わってしまった(^^;)。
う〜ん、進まない。
再演が多かったのであまり感じてなかったが、こんなにセリフって覚えられないものだったっけ。「どうしてかな?」って言ったら、上村が「いや「表に出ろいっ!」の時もそうだったよ。」って。「私あまり稽古に出られなくて、本番近くなってから出るようにしたら、まだセリフが入ってなくて、ああ演研でもこういうことがあるんだって思ったもの」。そ、そうですか。
で、掲示板の過去ログを見てみました。6月19日の書き込みで「まだセリフが不確かで(すみません)なかなか進みませんでした。」とありました。「表に出ろいっ!」は7月6日が初日なので、本番19日前ですね。冷や汗・・・です。

で、次回は頭っからの予定。3連休でみっちり稽古します!!

演出日記16

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今日の稽古。いつも遅れての参加しますが、役者たちは7、8、9、10場と台本を持って、セリフの確認をしていたようです。

前回の稽古のあと、「もう一度今日やったところがやりたい」という役者の声があったので、7場から。
7場は、前々回の稽古で何度も返してやったところ、極力何も言わないようにして流れを見ていましたが、・・・う〜ん。
役者の出はけの確認のため、何度か返し、お次は8場。ここは前回の稽古でみっちりやったところ。・・・う、う、う〜ん。
そして9場、・・・で時間切れ。

今回の芝居に取り組む前には「セット作りが大変。セットさえできれば、芝居はもうできたようなもの」と言っていたが、いやいや、どうしてこれが。
セットは思ったより順調にできて、あともう一つ二つアクセントを加えればよいところまで来ている。しかし芝居の方が・・・。
「あゆみ」「反復かつ連続」の時も「演出日記」書いておけばよかったなあ。そしたら、進行具合が比べられて、ちょっと安心できたのに。あ、いや、でも却って焦っちゃうかもしれないか。

さて、次回、木曜日はもう一度後半をやって、土曜日に最初からやる予定。3連休なので、たっぷり稽古してなんとか形していきたいと思っています。

演出日記15

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本日の稽古、1時から。そういえば、前回の稽古の時に雨漏りを心配して、シートをかけていったのですが、雨は大したことがなく徒労に終わりました(^^;)。風は強かったのですが。

で、前回の続きで8場から。細かくダメ出しをし、何度も返しながら少しずつ進める。
なんとか8場を終了したところで、役者に疲れが見えてくる。
ぶっ通し2時間、体力的に(え、年齢的に?)この辺が限界かな、一旦休憩をいれる。

う〜ん。ミザンスを考えながら、役者の立ち位置を決めていってるのですが、この芝居、なんかその辺りが難しいです。

片寄さんの入れてくれたコーヒーを飲みながら休憩。
その後、また続きから。9場も細かくとめて返しながら進め、なんとか最後まで。ふ〜。本日の稽古終了。

今までは月めくりのカレンダーをめくってもまだ余裕があったのですが、月が変ったのでカレンダーをめくるとすぐに公演日の印が目に入ります。ちょっと焦ります。いや結構焦ります。はい。


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坪井さんが寄付してくれた生地を、演研裁縫係(?)の村上女史が縫ってカーテンが完成しました。
ぐっと部屋らしくなりました。

演出日記14

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本日の稽古、いつものように遅れて参加。
先日と同じようにプロンプが入りながらなんとか最後まで。
で、7場から返す。細かくダメを出しながら進める。その場的だった動きが、段々固まってくる。
時間をかけて7場を終わり8場に入ったところで時間切れ。次回はこの続きから。

未明から明け方にかけて大雨暴風警報が出ていたので、稽古終了後、雨漏りでセットが濡れないようにシートをかけの作業(^^;)。

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ちょっと余談ですが、NHKの教育テレビ(え、Eテレって言うんだっけ?)でやっている「浦沢直樹の漫勉」が面白い。
漫画家に密着して、その創作過程を定点カメラで撮って、あとからその映像を見ながら浦沢直樹とトークする番組なのですが、普通は見られない創作の裏側が見ることが出来る。漫画って十人いたら十人とも違う書き方をしている、いや〜、ものを創ることに正解は無いのかなって。こだわって、こだわって、そうして作品が出来上がるのかと思うと・・・。僕らも少しでも近づけるように、こだわってつくらなければ。