演出日記25

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本日の稽古、前回の続きの7場から。
この辺りから、登場人物それぞれの抱えている問題が浮かび上がってくる。
何度か返しながら進め、10場の頭で時間切れ。ふぅ〜。


余談ですが、次の日曜日に山本東次郎先生の「狂言づくしの会」がある。
25年続いてきたが、今年で一旦お休みするそうだ。とても残念である。
そのこともあってか、北海道新聞で、狂言ワークショップを受けた演研に、今の活動にどのような影響をあったかを聞きにくるそうだ。
取材を受ける片寄に「富永はどう?」って聞かれた。


東次郎先生の「狂言ワークショップ」を受けて、演研の3人(片寄、坪井、富永)で「附子」をやったのは、2003年なのでもう10年以上前だ。
最初に3人が先生の前で正座をして、口立てで「附子」を教わった。
半端なく緊張したので、足が痺れていたのにも気がつかなかった。
終わった後しばらく動けなかったことを覚えている(^^;)。


最も印象深いのは、打ち上げの席でお話を伺ったことだ。
自分が少しでも上手く演じたいとか、よく見せたいと思っていることが恥ずかしくなった。
先生の話にとても感銘を受けたと熱く語ったつもりだったが、端から見たら酔っぱらって東次郎先生に絡んだようになっていたらしい。
若気の至りです。ごめんなさい。


と言うことで(え、どういうこと?)、次回稽古は土曜日。また7場からやる予定。

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