第51回公演「夫婦善哉」アンケート集計
5月14日、15日、22日、23日 計8ステージ  

【1】あなたはこの公演をどの様にして知りましたか?

Q1

【2】あなたは演研の芝居を今までに観たことがありますか?
 


Q2

【3】今日の芝居はいかがでしたか?

Q3

【4】お客様のことをお聞かせ下さい。

 

  ●感想を抜粋しました。

 ●10代
・自分の死ついて、そして親について考えるキッカケとなった。だが、これといった特徴もなく、見る人に与えるメッセージなどは弱い・・・かな?(男性)
・迫力のあるシーン、しんみりしたシーン等、メリハリがあって良かった。目の前で本当に実在する人たちのような、演技していることを感じさせない自然さがあった。(女性)
・それぞれの交錯する思いがおもしろかったです。不思議な関係と普通の関係。でも人間味のあるよい芝居だったと思います。近い位置で見させていただいたのですが、空気が共有できたというか、家の中をのぞいているような感覚でした。(女性)


 ●20代
・父の厨房に立って料理している姿が想像されました。娘の突然の死に実感がわかない様子とかが伝わってきました。(男性)
・出演者と観客の距離の近さにまず驚いた。出演者と同じ高さで芝居をみることができるので、話に入っていきやすくおもしろかった。(女性)
・自分の将来を少し見たようで少し暗くなった。次はもっと明るいものを見たい。(男性)
・初めて一番前で見させていただきました。自分もテーブルを囲んで一緒にご飯を食べているような錯覚を覚えました。場転がきれいでした。内容も大変良かったです。これからの3人はいったいどうなるんでしょう!もう会わないとか言ってたけど、楽しそうでしたね。ユミちゃんが印象的でした(登場はしないけれど会話の中で想像しました)。お料理が全部おいしそうでした。(女性)
・とてもおもしろかったです。一番前で見させてもらったのですが、こんな近くでお芝居を見たことがなかったので、始めは少し緊張していたのですが、いつの間にかお芝居の世界に引き込まれて夢中で見ていました。いろいろなご飯のにおいが漂ってきて、自分もテーブルについて、一緒に話を聞いているような不思議な感じでした。最後はじ〜んと感動しました。(女性)

 ●30代
・とても濃密な時間でした。微妙な空気感で語るときと、ストレートに感情を出さずにいられないとき、人っていろいろな気持ちを秘めて日常を送っているよなあーと思いました。とても切なくなりました。(女性)
・所々ホロリ・・・とする場面あり、飽きずに見ることができました。3人の重なったり、離れたり、ゆれ動く心がとてもよく表現されていると思いました。さいごのテーブルに置かれた食器達が物語っているようで、良かったです。(女性)
・前回公演よりも芳夫のダメな部分、嫌な部分、智子の身勝手さなどなど、「陰」の部分がよく見えてきて、すごみすら感じさせるすばらしい舞台だったと思います。(男性)
・死んだ人がめぐり会わせてくれるよ・・・それは言わなくても感じていること・・・といったさいごのまとめに“夫婦”というもののつながりを感じました。芳夫さんが言ったことに対する、最後の佐喜子さんのさびしがる表情がとても心に残りました。(男性)
・普通に話ながらも、いろいろな感情がかくされていたり、突然表に出てきたり・・・。3人は、どんな気持ちでいるんだろうと、最後まで考えさせらたお話でした。(女性)

 ●40代
・小2の娘が亡くなった時に、もっと頭の中が混乱しているのではないでしょうか。あのように話せるのは、離れていたからでしょうか。ストレートなリアリティがあってもよいのでは。(男性)
・一緒にちゃぶ台にすわっているような気分で見られました。(女性)
・お葬式がテーマでしたが、家族模様がよく描かれていて、見入って、聞き入ってしまいました。(女性)
・日常の中にある風景が、そのままお芝居として、私達の心にはいりこんでくる感じでした。子供を亡くした家族の空しさ悲しさ、そして「生きていく」という事。私も息子を亡くした時のことを思い出して、胸がいっぱいになりました。(女性)
・普通にどこでもある一家族を、のぞき見というか、見てしまった感じがしました。一人一人が、役者というか、その人になっていて、すごいですよね。お話もよかったです。役者さんは、おなかいっぱいで大変ですよね、きっと。おみそ汁のにおいが、おいしそうでした。(女性)

 ●50代
・日常の事が鮮明に写し出されていたように思います。人間って、こんなものかー!と思いつつ何やらしっとりとしたカンジ・・・でした。(女性)
・夫婦の何気ない様子がとてもよくでていると思いました。(女性)
・食べることが生きることなのだなーと思った。食べない人(ゆみちゃん)の存在を感じることができた。そうかー男と女も結局は食卓なのかーなどと考えた。おもしろかった。(女性)
・人ぞれぞれの人生があればよいと思える何かがあった。(男性)
・ 少し落ち込んだ時だったので、この芝居をみて気持ちが以前より落ち着きそうです。頑張れそうです。ありがとうございました。(女性)
・シリアスなのだけれど、妙なやりきれない「おかしみ」を感じました。市井に生きる男と女(つまり人間全般)の本来的な悲しさがにじみ出ているように思います。細部がとてもていねいに作られていて、感情のゆらぎがよく伝わってきました。(男性)

 ●60代以上
・他の人には解らない夫婦の感情が出ていて何かほのぼのとしました。(女性)
・こんな近くで観るのはあまりなく満足しています。お酒と美味しそうなつまみが沢山でてきてうらやましく思いました。厳しさの中に男の優しさをみた気がしました。自分には無いものをみた思いです。(男性)
・平田オリザさんの新著を読んだばかりで、なお感動があった。科白、日常のことetc。(女性)


※芝居ででてきた料理の数々。でも、これはほんの一部です(^_^;)。

 ●アンケートにご協力下さり、ありがとうございました。

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