劇団演研 第64回公演「走りながら眠れ」アンケート集計
2012年6月23日、24日、30日、7月1日 5ステージ  

 

  ※感想を抜粋しました。

 〈10代〉
●何気ない日常のはずなのに、なんだかとても物悲しい雰囲気を感じました。日常を演じるのはとても難しいと思うのですが、ひとつひとつの演技がとても自然で70分があっという間に感じられました。(女性)
●2人の会話や時の流れがすごく自然で良かったです。(女性)
●淡々と描かれる会話の中や役者さんの表情の中に、お互いの愛を感じることができました。決して口に出さずとも、伝わるものは数多くありますね。(女性)
●すごかったです。日常の風景をとても自然に見せていて、つい引き込まれました。(女性)
●高校演劇とは違った、厚みの様なものを深く感じさせていただきました。男と女の両方とも、一見すればどこにでもいる人々の一人にしか過ぎないくらい一般的な見た目や口調なのに、心のうちに燃える熱いものを感じました。(男性)


 

〈20代〉
●初めて観ました。独特の世界観をつかむのが難しい場面もありましたが、楽しんでみることができました。(男性)
●初めてこちらの劇団のお芝居を観ました。帯広にもこういう劇団があったんですね。また観に来ようと思います。(女性)
●とても近くで見たので、リアル感がありました。(女性)
●やりたいことを思いついた。(男性)


 〈30代〉
●2人の生活を覗き見している様な気分になりました。ただの覗き見ではなくて、2人の背景も世の中の未来も知っている立場としての覗き見です。(女性)
●釧路から偶然にして必然のすばらしい御縁をいただきました。またいつか素敵なお芝居をここで出会えることを願います。(男性)
●会話の内容はよくある話ではないのだけれど、夫婦としてはよくある会話で、そのアンバランスがまたおもしろかったです。(女性)
●甘粕事件の2人が今回の主人公だと知らないでみていたが、歴史に名を残した人も普通の日常を送っているんだと思った。寝そべったりふざけたり、普通の動作が良かったです。(女性)
●伊藤野枝さんの「吹けよ、荒れよ、風よ、嵐よ」という言葉が好きで、野枝さんのお芝居を観ることができて良かったです。大杉栄さんは思想的にというより、男女関係的な所があまり好きではなかったのですが、今のお芝居ではとてもいい人そうだったので、好感が持てました。(男性)


 〈40代〉
●ゆったりとした時間が流れました。その場にいる様な気分で見ていました。(女性)
●札幌から観に来て、よかった。旅も含めて、芝居を楽しみました。(男性)
●会を重ねる度に新しい発見やおもしろさがあります。8年振りということで、歳を重ねたかと思いましたが、お二人の息はさらに深まり・・・というか、前回よりの自然で若々しい夫婦を感じました。家族を思い合う感じが伝わって来てとても良かったです。(女性)
●衣装のせい?坪井さんが初々しくて、可愛かったです。のどかな空気の中で時折はっとする感じがおもしろかったです。(女性)
●何気ない夫婦の日常の会話の中に、明るく精一杯生きようとしている姿を感じました。(男性)

 〈50代〉
●日が経つにつれて夫婦のやり取りがごく普通の空気になっていく中、会話の中に時々まじる普通ではないやり取りが際立っていたように思います。(男性)
●会話の中の情景が頭の中に浮かんできました。この2人は間もなく死んでいくんだなと思うと切ない感じがしながら観ていました。とても良かったです。(女性)
●前回観てから8年経っているなどと思えないほど新鮮な印象を受けた。人物の存在感がはるかに深まっていると感じる。特に終章の「予感」の場での人物は、鬼気迫るような造形がなされていたのではないか。(男性)
●自然な2人の会話に引き込まれて見ました。本当に演じておられるのか?と思いました。(女性)


〈60代以上〉
●ひぐらしの声が印象的。(男性)
●間近で迫真の演技が見れてとても感動しました。小劇場の魅力を改めて見出した気がします。(男性)
●静かな時の流れを感じさせますが、実際にはマグマの上に座している状況だったことを思うと、皆同じ時間にいるのだという思いで観ました。どんな時も八方塞がりなどは決してない、と信じられます。深みがあって良かったです。(女性)
●何気ない会話でこれだけ多くの事を伝える「力」に感銘しました。(女性)
●普通の会話の中にくすっと笑わせてくれる所が有り、楽しかったです。演者と客席が近くて、顔の表情まで見えるのも良いです。(男性)


 ●アンケートにご協力下さり、ありがとうございました。

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