●10代
・長い演劇は見たことがあったのですが、このような劇は初めてでした。中身のつまったもので、考えさせられる反面
、はて、考えている私って何なのだろう・・・とも思ってしまう、なんだか不思議な気分です。(女性)
・独特な間の取り方が、言いようがない言葉を表しているみたいでよかったです。(女性)
・演劇っていう感じのあまりしない劇でした。ホントに日常の会話を見ているみたい。あんま関係ないけど、SEの一貫性のなさが好きです。(男性)
●20代
・アゴラに入ってまず感じたのは、「なんかいつもと違う」感でした。何が違うのか・・・?一瞬考えて思いついたのは、「入り音」がかかってる!「舞台に人がいない」。「隣にいても一人」は青年団のものを見たことがなかったのですが、見ているうちに(というか最初から?)平田オリザ臭が漂いまくり。他の劇団の他の役者がやっていたいたはずなのに、青年団の公演とかぶってしまったのは劇団自身のせいなのか、平田オリザさんの力なのか・・・そこまではわかりませんでしたが、なんとなく、青年団との違いをさがすような見方をしてしまったのは事実です。よかったことには変わりはないのですが。(女性)
・以前、平田オリザSAN演出?!だったと思うのですが、青年団SANの「隣にいても一人」を拝見したことがあり、今回のお芝居は、より落ちついた印象で、それでまた、楽しませて頂きました。音響選択がメジャーすぎて、私にはちょっと違和感があったけど、サスペンスチックで面
白かったです。(女性)
・言葉と間をすごく大切にしているなあと感じた。日常の一面をすごく深く切り取ってるなあと。思わず見入ってしまいました。(女性)
・せつなくなりました。(男性)
●30代
・先に青年団でのオリザさんの演出で2回観ていたので、こちらのオリジナルな演出に興味があったのですが、とてもストレートな感じで、オリザさん演出の時よりも、二組の夫婦の対比が明確に感じられ面
白かったです。(男性)
・非日常だけれど、でもやっぱりとても日常的なヒトコマを体験しました。シンプルな構成だったからこそ、深い意味やら色々感じられるなあと面
白く感じました。(女性)
・面白い戯曲ですが、危険をおかしていないので、ドラマ性が感じられませんでした。(男性)
・北海道らしさが出ていたと思います。「東京は住むところじゃない」というセリフが印象に残っています。(女性)
●40代
・何げない日常の中にひそむ不思議があっておもしろかった。ひと言ひと言、言葉も不思議が残りおもしろい。(女性)
・消化不良気味。不条理でもないし・・・。お笑いでもないし・・・。(男性)
・何げなくすごしている事を深く考えるおもしろさに久々に出あった。(女性)
・たばこの煙が独り残るシーンがよかった。小道具の配置とかシンプルでセンスがいいなと思った。(女性)
●50代以上
・夫婦関係の不思議さ、難しさがよく表現されていた。(男性)
・ドラマチックではないけれどとても面白いドラマでした。素人の劇団とは思えず、平田オリザな役者の競演、息もつかせず最後までたんたんとしていて、オリザ流が良かったです。第二青年団といったところ。(女性)
・大変面白かった。平田作品のファンだが劇団の人たちのかざらない演技が作品にピッタリ合ってすばらしかった。(男性)
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