第5回道東小劇場演劇祭 in 北見 当日日記その2

劇団演研 富永浩至 

10月7日(日)午前8時
 演劇祭2日目。昨夜遅かったにもかかわらず、皆さんこの時間にはエンジン全開で働いていました。
 北芸さんの舞台設営です。舞台は解体中の民家。まずは舞台上に板を敷いていきます。そして、昨日使っていた袖幕を外すと何やらそれらしい感じになります。次は照明です。少ない器材で最大の効果が出るように、工夫しながら吊り込みをしていきます。公演は1時からなので、早くしないとゲネが出来ません。でも、大きな声では言えませんが、この間演研メンバーはお風呂に行ってましたm(__)m


演出加藤の指示で、テキパキと進められます。

そで幕をとるとその木枠がそのまま使えます。

上手のそで幕も外します。


照明の吊り込みです。

午前11時
 お弁当到着。手の空いている人たちから食事。その後は分担表通りに、駐車場の誘導係「演研」、受付、会場係「動物園」がそれぞれ準備に入ります。

午後1時
 演劇祭、2演目めは、釧路、劇団北芸の「棲家」。


北芸、終演です。


今回もほとんどの方が、アフターステージトークに残ってくれました。

演技について、鈴江さんから面白いお話しがいろいろ出ました。

アフターステージトークの様子は別ページで。
午後2時半
 今回の最大の山ではないでしょうか。演劇祭のトリを飾る劇団動物園。その舞台はすべてが白。今回の演劇祭のために、その白舞台をすべて黒いパネルで覆っていたのです。これをいかに時間をかけずに元の白い舞台に戻せるかが、勝負です。
 右の写真、分かるでしょうか?後ろのパネルを外すと白い壁が出てきました。
 「動物園にゲネをさせよう」を合い言葉に、3劇団一丸となってやりました。結果、予定時間よりかなり早く終えることが出来ました。私的には、この転換が今回の演劇祭の一番の盛り上がりだったと思います(^^)。

インパクトを持っている人は、ひたすら木ネジをとっていきます。


女性陣はひたすらそれを拾います。


短時間で壁と天井を取り払いました。

そして床。パンチをはがし、その下のボードを外します。

全部取り払ったところで、一度掃除。


苫小牧Labo.からのお手伝いです。


黒く汚れた所を白のペンキで塗って仕上げです。


木ねじの穴は、紙粘土で埋めます。こ、細かい!

午後5時
 夕食のお弁当が届きました。例によって、手の空いている人たちから食事をしていきます。この間、動物園は音と明かりの最終調整です。

午後6時
 今演劇祭の最後はご当地、劇団動物園による「赤鬼」、開演です。

午後8時20分 アフターステージトーク
 舞台が終わったばかりの演出松本、少々テンションが上がっていて周りは絡みづらかったようです(^_^;)。

午後9時40分 打ち上げ
 大勢のお客様が残ってくれました。差し入れも多数いただきました。本当にありがとうございました。
 
最後に集合写真をあげておきます。演劇祭に関わっていただいたすべての皆様に感謝致します。ありがとうございました。

 

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