スタッフ 片寄晴則 宮森則子 種田栄子
キャスト 村上祐子 清水章子 小林寿子
とき 1978年7月1日(土)開演午後7時 2日(日)開演午後7時 8日(土)開演午後7時 9日(日)開演午後7時 15日(土)開演午後7時 16日(日)開演午後7時 ところ ランチョ・エルパソ(帯広市西16条南6丁目) 前売り300円 当日400円
上演にあたって 片寄 晴則 徒党を組んで三年目、雑多なものを削ぎ落としながら、そろそろ我々の方向といったものがおぼろげながら見えてきたような気がする。―無縁墓地の木蓮の林の中で、行きどころも無くさまよい続ける女達。一人であるかも知れない三人の女達の間に幻想の時間が飛び交い、過去が織り出されてゆく。底辺に生きた女達の宿業といったものが情感の世界からよみがえり……荒涼とした墓地の石ころとなって女達の昭和が埋もれてゆく。作者の意図する詩的な文体とその情念とを果たしてどこまで表現できるものなのか…これをステップにして、我々は歩み続けたいと思います。
片寄 晴則 徒党を組んで三年目、雑多なものを削ぎ落としながら、そろそろ我々の方向といったものがおぼろげながら見えてきたような気がする。―無縁墓地の木蓮の林の中で、行きどころも無くさまよい続ける女達。一人であるかも知れない三人の女達の間に幻想の時間が飛び交い、過去が織り出されてゆく。底辺に生きた女達の宿業といったものが情感の世界からよみがえり……荒涼とした墓地の石ころとなって女達の昭和が埋もれてゆく。作者の意図する詩的な文体とその情念とを果たしてどこまで表現できるものなのか…これをステップにして、我々は歩み続けたいと思います。
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