この公演は終了いたしました。ご来場いただき、誠にありがとうございました。
劇団演研第58回公演 ワンコイン劇場
と き |
2009年3月 |
7日(土) 開演午後8時 |
8日(日) 開演午後2時 |
---|---|---|---|
14日(土) 開演午後8時 |
15日(日) 開演午後2時 | ||
ところ |
演研・茶館工房(帯広市大通南6丁目 喫茶大通茶館2階) ※会場には駐車場がございません。公共の交通機関などをご利用下さい。 |
||
入場料 |
500円 | ||
問い合わせ |
劇団演研(電話0155-25-7140) | ||
後 援 |
帯広市教育委員会 | ||
※各ステージとも限定30席のみになっております。 |
※ パンフレットはこちらから(更新日3.12)
※ アンケート集計はこちらから(更新日3.19)
※ 「命を弄ぶ男ふたり」アルバムはこちらから
鉄道線路脇の土手で、偶然出会った男ふたり。
自ら命を絶とうと出向いてきた彼らが、互いの身の上を語り合ううちに、
さまざまな思いがよぎってゆく・・・。
大正14年(1925年)に書かれた戯曲に
演研の男ふたりが果敢に挑みます!
上演にあたって |
---|
富永 浩至 岸田國士戯曲賞という演劇界における芥川賞のような賞がある。芝居をやっている人なら知らない人はまずいないと思うが、その冠となっている岸田國士の戯曲を読んでいる人は、それほど多くないと思う。かく言う私もその中の一人だった。最近その作品があちらこちらで上演され、再評価されていることを知り、遅まきながらその戯曲を読んでみた。旧仮名遣いで書かれていて、多少読みづらいのだが、書かれてある内容の新しさにビックリした。これといって劇的なことが起こる訳でもなく、心の中でちょっと何かが動いた事を書いていて、いわゆる「静かな演劇」なのだ。そして、そこで交わされている言葉が、これまた美しい。そんなことから、是非やってみたいと思った訳だ。 今回取り上げた男ふたりのこの芝居は、その中でも比較的動きのある話なのだが、実際に演じてみるととても難しい。普段使ったことのない言葉の数々。セリフには出てこない心の中の動き。それらを体現することに日々悪戦苦闘しているのだが、最近ようやくそれもまた、楽しいことと考えられるようになってきた。 皆さんにも、まるで古さを感じさせない岸田國士の世界に、是非触れていただければと思う。 |
※「命を弄ぶ男ふたり」アルバム
今回は一階のロビーで岸田國士に関する年表などの展示を行いました。 |
いつもとは違いちょっといい雰囲気です。 |
展示に合わせて、コーヒーも販売しました。 | 3月4日に「十勝文化賞奨励賞」の受賞も発表されたので、たくさんのお花もいただきました。 |
楽屋で、不器用な手つきでアイロンをかけています。 | いつもは舞台袖の部分を客席にしました。 |
開演前の舞台、階段の奥に月が浮かびます。 | 土手に見えるように、枯れ草をつけました。実は竹ぼうき(^_^;)。 |
別角度からです。 | 階段の上はベランダの上部。照明を仕込み、列車の明かりを表現しました。 |
ここからは、舞台写真です。 | |