第2回道東小劇場演劇祭
劇団北芸 「いかけしごむ」アンケート集計
11月3日 入場者数 49名 アンケート回収 30名 回収率61.2% 

【1】あなたはこの演劇祭をどの様にして知りましたか?

【2】あなたは北芸の芝居を今までに観たことがありますか?
 1.初めて 17名 60.7%
 2.ある  11名 39.3%

【3】今日の芝居はいかがでしたか?

【4】お客様のことをお聞かせ下さい。

 

  感想を抜粋しました。

 ●10代
・ラストが衝撃的でした。初めの方はコレからなんなんだっていう気持ちでいっぱいでしたが、徐々に分かってきたという感じでした。(女性)
・後半からむずかしくなって、分からないところがあった。(女性)
・今回初めて北芸さんのお芝居を見せて頂きました。リアリズム・・・ですか。それぞれの世界の交錯するバショ・・・といいますか。何といいますか。どうにも奇妙な雰囲気に入り込ませて頂きました。(女性)

 ●20代
・すごく自然にお芝居に入り込めました。人間心理をよく利用していると思いました。(女性)
・何が現実なのか分からなくなるくらい複雑で奥が深い芝居でした。欲を言うなら女性の話し方をもっと淡々とした方がもっと怖いというかリアル感が伝わったと思いました。(男性)
・不思議。う〜ん、奇妙な言葉の羅列。リアリズムかそうでないか。よく分からないが、バカな話を真面 目にやるのは面白かった。(男性)

 ●30代
・別役さんの作品らしさが出ていました。淡々と進む中セリフのメリハリが場を盛り上げていました。(女性)
・「男」の役者さん、良かったです。夢か現実か・・・!?別役さんの脚本、とても良いですね。「イカけしごむ」とても面 白かったです。(女性)
・シンプルイズベスト。これからも精力的に活動を続けてください。(男性)

 ●40代
・仕事に行って、スーパーに寄って帰り、食事を作り、子供と夫に食べさせて、寝る、という生活を何年も続けてきたので、こういう(劇の中に表現されたような)空間があることを久しく忘れていました。しかし、昔、確かに私の近くにこのような空間があった。そんなことを思い出して、はっとしました。(女性)
・いつもながら加藤さんの役作りはうまい(細かい)と思います。しかし全体のテンポがちょっとタンチョウかと感じましたが・・・。(女性)

 ●60代以上
・最後の女の独白で、この女が見知らぬ男に、自分の過去を投影させていたことが判るわけだし、その直前に一瞬登場した刑事によって、袋の内容物は、この男にとっても、女にとっても妄想だったことが判る仕掛けになっている。この二つのどんでん返しがなくても、女に追い込まれていく男の弱い人間としての普遍性は、批判性を持って充分表現させれている。ただ残念なのは、男を追い込んでいく女の手腕というか、偏執性というか、カリスマ性というか、そういう力が不充分に思われ、追い込まれていく男の方に主導権を感じた。(男性)
・引き込まれて見入ってしまいましたが、何か悲しい思いと人間のもしかしたら身近な問題かも知れない感情感覚の世界を考えさせられた。(女性)


 

 ●アンケートにご協力下さった皆さま、ありがとうございました。

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