今日も稽古お休み

と言うことで、昨日の続きを。
とみながです。

1998年6月16日から演研の稽古として「走りながら眠れ」をやりだしました。
最初はなかなか出来上がらずに焦っていたようです。(ひと事みたいですが、あまり覚えていません(^^;)
その辺りのことが稽古日誌から伺われます。

6月19日
坪井「注意されていることを考えながら演じなければと思ったのだが、緊張感もあり、相手の言葉が聞けず、自分が何を言っているのか分からないままに演じてしまった。」
上村「ダイレクトに相手に言葉(セリフ)をかけすぎる。二人の生活が見えない」

6月22日
野口「いい奥さんに見えてしまう。もっと大杉さんにスパンと言い放つ感じが見たい」
演出「富永が一本調子。セリフの語尾が上がり過ぎて妙に優しい人になり過ぎている。今まで順調に来ていたが、大きな壁にぶち当たっている。乗り越えて欲しい」

6月23日
富永「何かやろう、しようとすると上手くいかず、試行錯誤するのだが、一人の人間の出来ることは大したことがないので、上手くやろうという気持ちを捨ててしまいたいと思う」
坪井「いざ立ち稽古に入ると組み立て通りにはいかず、自分がバラバラになってる様な気がしている」
佐久間「(坪井を見て)暗いなあ〜。こんなに良く出来ているのに」

6月24日
赤羽「野枝さん、生き生きとして知的。大杉と対等な感じがして好きだった」
演出「今日は良かった。針の穴ほどですが、かすかな光が見えました」

6月25日
上村「野枝さんの人格に幅がでて来ました」
福澤「全体に生き生きしてて良かった」

いよいよ公演まで一週間と迫って来たところで、ようやく芝居が出来て来たというところでしょうか。
しかし昔は毎日のように稽古をしてたんですね。今は体力が持ちません(^^;)。
続きはまたいつか。

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