6月3日(日)
 このスタジオの名称をいままで「大通茶館スタジオ(仮)」にしていましたが、仕事で帯広に来た大塚さんとの飲み会の中で、「演研・茶館工房」に決まりました。ものをつくり出す工房です。で、その大塚さんを交えて、今日の作業は色塗りです。

これから作業ですが、皆やる気満々です(^^)。
  杉山さんに教えて頂いた方法は「濃縮着色料の赤さび、黒、紺、その他(黄、白)を7:1.5:1:ちょっとずつに混ぜて、水で50倍くらいに薄めて塗る。その後、半ツヤのウレタン(ニス)で仕上げる」です。これだと木目をつぶさずに済み、しかも塗料代がかなり安くなると言うことでした。

早速、色の調合です。富永が赤さびを入れすぎて、茶色っぽくなり過ぎましたが、何せ初めてなのでこれを塗るとどんな感じになるのか、全く分かりません。

とにかくやってみようということで塗り始めます。片寄の塗り方講習です。
かなり薄く塗って、二度塗りをしましょうと言うことでした。
やはり茶色ぽくなりすぎということで、紺を加えて色を作り直し、二度塗りです。
鈴木が幸太を連れて、陣中見舞いです。差し入れありがとう!
前回塗った天井ですが、実は文字のところをつぶしただけでした。それがムラになり気になるということで、塗っていない部分も塗りしました。左、腰が引けている富永に対して、右、金田は高いところも余裕です。
富永と交代した上村。こちらの写真でも分かります。金田はテキパキとこなしているので、右手がぶれていますが、上村はおそるおそるやっているので、はっきり写っています(^_^;)。
こちら大塚さんも、顔に塗料をつけながら頑張ってくれました。
今回金田、大活躍。「トビ金田」と命名されていました。
仕事を終えて駆けつけた坪井、ウレタンを塗りました。
仕上がりました。ちょっと色は明るめですが、ボードの模様がきれいに出て、高級感のある仕上がりです。

 

作業の後は、大塚さんと温泉へ。そして、片寄宅の庭で焼き肉をしました(^^)。注文している壁材が来たら、再び棟梁の出番です。

 

6月6日(水)
 稽古日ですが、作業です。前回、梁の上の柱を数本塗り残していたのでそこを塗りました。そして、棟梁はオペレート室作りです。
前々回作った下地の上に、コンパネをはりました。
で、その上からフロアー材をはっていきます。
こちら、専用の釘。でも今は機械を使うので、この釘はあまり使わないそうです。
完成です。フローリングをはると部屋のようになりますね。

 

坪井さんは、前々回に続き顔にペンキを付けながら頑張っていましたが、写真が上手く撮れませんでした。次回は、壁の材料が届いているはずなので、壁はりです。

 

6月8日(金)
 スタジオが出来るまで、稽古は無しですかね(^_^;)。さて、ボードが届いていましたので、壁はりです。
坪井、金田組は、先日床をはったオペレート室の壁に石膏ボードをはっています。
こちら棟梁、例のガンを使って、どんどん壁をはっていきます。
ベランダへの入り口は、ボードをはってからその後で、開けていきます。
そして、切り口をなめらかにしていきます。
これが使っていた道具。穴開け機(?)と削り機(?)です(^_^;)。
舞台奥の壁、きれいに出来上がりました(^^)。

 

あまり遅くに作業をしていて、苦情が来ても嫌なので、早めに切り上げました。次回は水曜日、この続きです。

 

6月13日(水)
 連日の真夏日です。暑いです。前回の続き、壁はりです。棟梁神山から、片寄にバトンタッチされました。棟梁はオペレート室の仕上げです。
電動ノコを使い、ボードに切り込みを入れます。
ガンの扱いもこの通り。なかなかのものです。
こちら棟梁はオペレート室下の天井をはっています。
きれいに出来上がりました。
さて、壁はり作業です。下地の石膏ボードをはるときも苦労したんですよ。こちら棟梁の仕事。きれいに収まっています。
こちら、にわか棟梁の仕事。分かるでしょうか?寸法を間違えて切ってしまったために、出来た隙間をあとから埋めています(^_^;)。
次が最大の難関でしょう。3月25日の作業を見て頂けると分かるのですが、簡単に切れる石膏ボードでも苦労したのですから、これは大変です。 寸法を測って、間違え無いように下地に設計図を書いていきます(^_^;)。

まだ書いています(^_^;)。

結局、今日は諦めました。次回、棟梁にやってもらおうと思っている片寄です。

 

しかし、棟梁は「僕は別の仕事がありますから、壁は片寄さんに任せました」の一言。さて、次回、この続き、片寄は無事壁をはり終わるでしょうか?

 

6月15日(金)
雨です。 今日は涼しい一日でした。さて、一昨日の続きです。
片寄、難関も見事にはりました。
慣れてきたのか、どんどん行きます。
棟梁はオペレート室の天井の下地を作りました。
金田、富永ペアでそこにグラスウールを入れていきます。
久しぶりのグラスウール入れ、かなりチクチクします。
棟梁、オペレート室をどうするか、片寄と相談です。どうやら、他のところでは出来ない分、ここはかなり凝った作りにするようです。
一方、坪井は釘の頭を目立たないように、パテで埋めていきます。
地味な作業ですが、一人黙々とやっていました。
さて、片寄は完全にコツを飲み込んだようです。
壁、はり終わりました。いや、まだ上の方が残っているのですが、「そこは富永に任せる」らしいです。

 

壁をぐるっとはり終わると、何か出来てきたなあという感じです。作業終了後、いいねと皆で顔を見合わせました。来週も水、金が作業日です。

 

6月20日(水)
作業は続きます。
金田、先週の坪井の後を受け、釘の穴をパテで埋めていきます。
坪井は舞台前にある柱にグラインダーをかけて、磨いています。当初、見栄えよくするために隠そうと思っていたのですが、このままの方が味があっていいと言う杉山さんのアドバイスがあったので、磨いてみることにしました。
棟梁は先週張り残した、上部の壁はりです。
片寄は舞台エリア上部の壁はりです。
はり終わりました。
片寄の方もこの通り。

 

さて、作業も終盤に差しかかってきました。作業も明日、明後日と続くようです。

 

6月21日(木)
本日、仕事が休みの棟梁、朝早くから頑張りました。
客席エリア後方の梁を、ボードで囲みました。その前は右の写真のようでした。
ちょっと古い写真ですが、分かりますでしょうか?本来ならついているはずの下の梁とその上の柱の間があいています。屋根に雪がのると重みで下がってきて、つくのでしょうか?
このくるいを苦労して修正し、ボードをはりました。梁の補強にもなるし、見栄えも良くなりました。
一方、富永は昨日坪井がやっていた作業を、別の柱でやりました。作業終えても、手に振動が残っていました(^_^;)。

 

ということで、午前中の作業でした。明日は壁の色塗りです。もちろん磨いた柱にも(^^)。

 

6月22日(金)
  今日の作業、色塗りかと思いきや、ホコリも舞っているし、釘の頭をパテでつぶしていく作業も残っているので、この次ということに。

金田はひたすら、パテを塗っていきます。
坪井は前回の続き、柱磨きです。さらに家から彫刻刀を持ってくる懲りようです。
壁の角のところやドアの周りなど、ボードのはっていなかったところを棟梁がはってくれたので、そこの色塗りです。
で、磨いていた柱。手前が坪井、奥が富永です。奥の柱は色を塗ってみました。古ぼけた感じになりました。写真じゃ分かりませんが(^_^;)。
棟梁はオペレート室の天井をはり、その後は奥の壁をはりました。手前はフローリングですが、奥の床は畳にするそうです。
他の壁もはっていきます。
棟梁のこだわりです。どこか分かるでしょうか?
そう、これ何ていうのでしょうか?床の部分のちょっと飛び出している板です。
壁の色塗りのために掃除をし、片づけをしました。
ある程度、掃除したところで終了です。

 

来週の作業も水、金です。どうやら色塗りは金曜日のようです。

 

6月29日(金)
 ここ最近ずっと天気良かったのですが、今日は雨です。 水曜日は休みの人が多くて作業中止になりました。今日は助っ人の登場です。
「今日、休みがとれたので、色塗りを手伝います」ということで、大久保氏の登場です。
色塗りは夜みんな集まって一斉にやるので、午前中は柱磨きです。サンダーで一生懸命に磨いてくれました。
サンダーをかけるとこの通り。before、afterです(^^)。
しばらくやっていると、コツをつかんで面白くなってきたのか、「あと、これだけやらして」と熱心に作業をしていました。ありがとうね。
夜はいよいよ色塗りです。
しかし、ここで大問題発生!写真を見ると分かりますが、釘の穴を埋めたパテに色がのりません(;_;)。ショック!!
取りあえず、一度塗ってから別の塗料でパテの部分を塗って、そしてそれからまた色を塗ることにしました。
手間がかかりますが、仕方ありません。全体に下塗りしたところで今日の作業は終了です。

 

なかなか思うようにはいかないものです。
7月の作業に続く。

 

 
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