こんばんは、連日のオリンピック観戦(?)で寝不足と戦っている「オリンピック・マニア」の片寄です。
「走りながら眠れ」公演を終えて休む間もなく「夫婦善哉」の稽古に突入しています。
私は、演出として初演の上演を決めた時点で完成形が頭にあるので、再演にあたっても何処をどう直していくということは基本的にはありません。役者へのハードルが高くなるだけです。「走りながら・・・」を終えたばかりの坪井・富永に対して、「隣にいても一人」東京公演以来、5年振りで平田オリザ作品に取り組む上村は、いまのところ試行錯誤しているようですが、日に日に勘を取り戻してきていますので、どんどん高いハードルを課していこうとおもってます。
今日から取り敢えず食器を並べて稽古を始めてみました。食器があることで台詞を言う時の自分の状態が蘇ってくるようで、やり取りに少しリアリティが加わってきました。まあ早く台詞を入れることが取り敢えずの課題でしょうか。
8月は各自あれこれと予定があり、お盆でもあるので、仲々稽古の足並みが揃いませんが、少ない稽古を有効にこなしていきたいと思っています。