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座談会では何やら重大発言が飛び出したようです。それって・・・
演研の演目は「夫婦善哉」、第一回演劇祭の演目でした。あの時は十分な稽古時間が取れずに不本意な出来でしたので、今回はそのリベンジです(^^)。(写真は2006年の大通茶館での公演)
北芸は前回の演劇祭と同じ演目「この道はいつか来た道」。ますます磨きがかかった「この道・・・」が観られるのではないでしょうか。
今年の演劇祭に向けて
富永:大体、話は出尽くしたようですか。じゃあ最後に、今年の演劇祭はどうなるかを一言ずついただきたいのですが。まず、演研は第1回目の演劇祭でやった「夫婦善哉」です。その後、2005年に再演して、次の年札幌でもやった作品ですが。
片寄:「夫婦善哉」は釧路にも行ってないし、北見にも行ってない。あれで回りたいとずっと思ってたんですが。
加藤:僕らはおそらく、北芸で参加するのは最後になる、
松本:いやいや、そんなこと言ったら演研だって、ね。(笑)
富永:あ、はははは。
加藤:いやいや、これ終わったら劇団をやめちゃおうかと考えてる。
松本:え、マジっすか!!真面目にですか?
加藤:ええ、だって今、実質的に森田と二人だけなんだもの。
富永:ああ、はい、はい。
松本:そんなこと、今までずっとあったじゃないですか。
富永:いやいや。(笑)
松本:今更やめるだなんて、何言ってるんですか。
加藤:いや、いや。お互いに芝居をやめるってことは別にして、
松本:あ、あ、北芸として。
加藤:北芸という劇団を維持していくというのが、事務所を借りたり、大変なわけよ。
富永:そうですよね。
加藤:そういうことで、形の上ではそうなると思う。
松本:俺、イッキに思いが深くなっちゃったよ。
加藤:今まで話されたように、すごく良い関係で来たと思っているんだよね。だから最後も、まあ、さっき慣れて来たという話もでてたけど、緊張感を持ちながら、やんなきゃなと思ってる。
富永:はい、今回は、うちらが(北芸の)スタッフをやりますから。
加藤:まだ二人でちゃんと話してないんだけど。僕自身は「この道はいつか来た道」をやろうと思っている。
富永:はい。
松本:最後か・・・。
中村:「この道・・・」、まだ北見でやってもらってないですね。
松本:そうですね、だからまだ解散はやめましょう。
片寄:じゃあ、演劇祭の前に北見でやってもらえば、
松本:いや、演劇祭の後の方がいいですよ。
加藤:いや、どっちでもいいんだ。要するに、まだ今年何やるとか考えてないんだ。
松本:え、演研も今年最後でしょ、演劇祭。(笑)
富永:何言ってんの。(笑)
松本:来年以降、僕たちだけで演劇祭をやらなきゃいけない。(笑)
加藤:大演劇祭。(笑)
松本:え、すごいことになっちゃった、え、マジっすか。
加藤:北見大演劇祭!
松本:どうする、俺らも解散する、来年?(笑)支払い、まだ残っているけど。
加藤:いや、それはね、客演で呼んでもらうとか。
富永:そうそう。まあ、考え方が2つあって、演劇祭ラストですって言ってやるか、まあ終わりは決めないで、また何かのキッカケで出来るかもしれないから、次回いつかは決めないで、休止にしておくことも出来る。
加藤:そうだね、これで道東小劇場演劇祭を終わりますと言う必要はない。
松本:でも、言った方がお客さんは入りますよね。
富永:いや、いや、同じだって。
片寄:まあ、我々の中で区切りだって思いを持ってやればいいんだから。
富永:そうですね、自分たちの中で一区切りと思ってやればいいんだから。
松本:漠然と僕は、演劇祭は続くと思っていたので、次からはうちらだけだと思うと・・・。(笑)すごい寂しくなる。
富永:なんでうちらだけなんだよ。(笑)
加藤:いや、今度はキャスティングなんかも改めて、やっちゃうってこともあるよ。
松本:先生、もう次の次の演劇祭のことになっちゃてますよ。(笑)ちょっと待って下さい。
加藤:3つの劇団から一人ずつ出るとかさ、なんかそういう感じでやってもいいと思うよ。これまではなかったけど。
松本:企画としては面白いですね。
富永:そうですね。
松本:で、今回、前田司郎さんでしたっけ、ゲストは。
富永:そうです。
松本:僕、お会いしたことないんで。いくつくらいの人ですか?
片寄:三十・・・五くらいになってるんじゃない。
富永:あれ、去年か一昨年、北見に来たじゃない。会ってない?
佐藤:会ってないです。
松本:そうか、頑張ろっ、演劇祭。
(つづく)