志展です。
「おおむねOKです」の言葉の後に出てくる演出のダメだし。演劇祭まであと数日です。少しでも良いものができるよう食らいついていきます。
あーぁ おいしいお酒が飲みたいよー(もう打ち上げの事を思っている私です)
志展です。
「おおむねOKです」の言葉の後に出てくる演出のダメだし。演劇祭まであと数日です。少しでも良いものができるよう食らいついていきます。
あーぁ おいしいお酒が飲みたいよー(もう打ち上げの事を思っている私です)
劇団演研さんのブログにもありましたが、
本日は動物園の主要メンバー多数で伺った茶館工房での打ち合わせin2人でした。
やはり
とても素敵な空間です工房は。
一週間後には、大演劇祭が開催されます。
今からとても楽しみです。
茶館工房を発った後、
ちゃんと骨を休めていない我等でしたので、
本日は十勝大平原へ入湯に。
初めての場所ゆえ、
はしゃぐ事なく慎ましくウォータースライダーに飛び乗りました。なかなかのスリルに鼓動が早くなり軽い目眩が生じました。
帰宅後は勿論、自主稽古。
途中、staffサイド一名も加わり、深夜まで稽古は続きました。
どうや、は明日(イヤ今夜)もこのメンバーでの稽古になりそう。
皆様、素敵な週末をお過ごし下さい。
今年の演劇祭に向けて
富永:大体、話は出尽くしたようですか。じゃあ最後に、今年の演劇祭はどうなるかを一言ずついただきたいのですが。まず、演研は第1回目の演劇祭でやった「夫婦善哉」です。その後、2005年に再演して、次の年札幌でもやった作品ですが。
片寄:「夫婦善哉」は釧路にも行ってないし、北見にも行ってない。あれで回りたいとずっと思ってたんですが。
加藤:僕らはおそらく、北芸で参加するのは最後になる、
松本:いやいや、そんなこと言ったら演研だって、ね。(笑)
富永:あ、はははは。
加藤:いやいや、これ終わったら劇団をやめちゃおうかと考えてる。
松本:え、マジっすか!!真面目にですか?
加藤:ええ、だって今、実質的に森田と二人だけなんだもの。
富永:ああ、はい、はい。
松本:そんなこと、今までずっとあったじゃないですか。
富永:いやいや。(笑)
松本:今更やめるだなんて、何言ってるんですか。
加藤:いや、いや。お互いに芝居をやめるってことは別にして、
松本:あ、あ、北芸として。
加藤:北芸という劇団を維持していくというのが、事務所を借りたり、大変なわけよ。
富永:そうですよね。
加藤:そういうことで、形の上ではそうなると思う。
松本:俺、イッキに思いが深くなっちゃったよ。
加藤:今まで話されたように、すごく良い関係で来たと思っているんだよね。だから最後も、まあ、さっき慣れて来たという話もでてたけど、緊張感を持ちながら、やんなきゃなと思ってる。
富永:はい、今回は、うちらが(北芸の)スタッフをやりますから。
加藤:まだ二人でちゃんと話してないんだけど。僕自身は「この道はいつか来た道」をやろうと思っている。
富永:はい。
松本:最後か・・・。
中村:「この道・・・」、まだ北見でやってもらってないですね。
松本:そうですね、だからまだ解散はやめましょう。
片寄:じゃあ、演劇祭の前に北見でやってもらえば、
松本:いや、演劇祭の後の方がいいですよ。
加藤:いや、どっちでもいいんだ。要するに、まだ今年何やるとか考えてないんだ。
松本:え、演研も今年最後でしょ、演劇祭。(笑)
富永:何言ってんの。(笑)
松本:来年以降、僕たちだけで演劇祭をやらなきゃいけない。(笑)
加藤:大演劇祭。(笑)
松本:え、すごいことになっちゃった、え、マジっすか。
加藤:北見大演劇祭!
松本:どうする、俺らも解散する、来年?(笑)支払い、まだ残っているけど。
加藤:いや、それはね、客演で呼んでもらうとか。
富永:そうそう。まあ、考え方が2つあって、演劇祭ラストですって言ってやるか、まあ終わりは決めないで、また何かのキッカケで出来るかもしれないから、次回いつかは決めないで、休止にしておくことも出来る。
加藤:そうだね、これで道東小劇場演劇祭を終わりますと言う必要はない。
松本:でも、言った方がお客さんは入りますよね。
富永:いや、いや、同じだって。
片寄:まあ、我々の中で区切りだって思いを持ってやればいいんだから。
富永:そうですね、自分たちの中で一区切りと思ってやればいいんだから。
松本:漠然と僕は、演劇祭は続くと思っていたので、次からはうちらだけだと思うと・・・。(笑)すごい寂しくなる。
富永:なんでうちらだけなんだよ。(笑)
加藤:いや、今度はキャスティングなんかも改めて、やっちゃうってこともあるよ。
松本:先生、もう次の次の演劇祭のことになっちゃてますよ。(笑)ちょっと待って下さい。
加藤:3つの劇団から一人ずつ出るとかさ、なんかそういう感じでやってもいいと思うよ。これまではなかったけど。
松本:企画としては面白いですね。
富永:そうですね。
松本:で、今回、前田司郎さんでしたっけ、ゲストは。
富永:そうです。
松本:僕、お会いしたことないんで。いくつくらいの人ですか?
片寄:三十・・・五くらいになってるんじゃない。
富永:あれ、去年か一昨年、北見に来たじゃない。会ってない?
佐藤:会ってないです。
松本:そうか、頑張ろっ、演劇祭。
(つづく)
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
さて昨夜は二度目の帯広バージョン稽古を敢行。
上手・下手が逆になる事で生じる問題点を再確認。オペレーターの引き継ぎ。必要音源の再確保等、各自分担作業に従事しました。
そして
ここにきて疲労MAXの鉄人:佐藤がプチグロッキーに。
『疲れがとれず、身体も重い』
と40代の女子みたいな事を言っていたのでちゃんと笑ってあげました。
頑張れ佐藤。
しかし
舞台上では頑張るな佐藤(自戒を込めて)
「暑い、暑い、この残暑をなんとかしてくれ!」とブーブー言っていたあの日々が懐かしい今週の寒さに、今日の稽古場、ついにポータブルの石油ストーブ点けてしまいました。本日の担当、片寄です。
平日は週に1回の稽古しかできないでいる私たちですが、土・日で詰めた稽古ができたので、やっと芝居が立ち上がってきました。特に今日は、台詞に頼るのでなく一瞬の表情や<間>で微妙な心理が伝わる場面が何箇所かあり、少しずつ深くなってきている実感が持ててきています。
暗転の処理・出捌けの確認などを繰り返しながら、取り敢えず3場までで本日は終了しました。今週末、土・日でじっくりと詰めていこうと思ってます。日曜日は早出可能メンバーで、受付まわりの清掃と駐車場として借り受けた茶館隣の空地の草刈りの予定です。今日は「北芸」の加藤さん・森田さん、「動物園」の松本さんと電話で打ち合わせをしたりで、いよいよ演劇祭が近いことを実感するようになってきました。
ああ、嬉嬉として互いのスタッフワークをサポートする、あの楽しい時間がもうすぐです。このブログを読んで下さっているみなさんも、是非「観客」という役で演劇祭に参加して、一緒に芝居創りに関わってください。お待ちしています。チケット予約まだお済でない方はお急ぎ下さい!(制作も担当している片寄でした)
第6回演劇祭について
松本:そして、6回目と言ったら畑澤さんのアフタートークでしたね。
富永:なんとなく流れとして、鈴江さんが京都だったこともあり、東京ではないところで頑張っている人を呼ぼうという流れだった、僕の中では。じゃあ、青森で頑張っている畑澤さんに来て欲しいと思った。
片寄:第6回は、工房でやるのが初めてで、それぞれ舞台が違った。北芸さんは、電柱を立てて、雪を降らした。あと、パンチをバックヤードの方まで敷いていた。うちの時は、それをはがして、パネルを立ててと場面転換が結構大変だった。
松本:そうでした、そうでした。
富永:北芸さんは「この道はいつか来た道」をやりましたね。
森田:韓国でやった年ですね。
加藤:ああ、韓国の帰りっていうか、韓国の後だったか。
松本:畑澤さんはいいアフタートークでしたね。
片寄:6回目は一番印象にあるのは、畑澤さんですね。帯広に来て、うちの工房を見た瞬間に、「すごく良い。ここでやりたい!」って言ってくれた。あの人もすぐ泣く人でね、最後に打ち上げで泣いて帰った。(笑)
富永:そうですか。
片寄:その後に、うちで公演した時(翌2010年に「みなぎる血潮はらっせらー」帯広公演)も泣いて帰った。(笑)
松本:演劇祭をずいぶん評価してくれましたね。畑澤さんの言葉で印象的だったのは、大都市に行ってやる意味ということ。つまり作品の質が高いってことを、東京公演をすることで、自分たちはこのレベルを維持しているってことを見せているって、言っていました。そんな考え方をしたことがなかったので、ああ成る程なって思いました。
富永:地元の高校の演劇鑑賞などに呼ばれると、「今年は東京ではなく地元で頑張っている・・・」みたいな紹介をされて、どうもワンランク下のイメージで見られるって言ってましたね。
松本:そうです。だから、本当にいろいろなことを学ばせてもらいました。作品に対しても、物書きの目線と演出の目線の両方から話してくれた人だったんで、すごく面白かったです。
片寄:それプラス、プロデューサーの目で、演劇祭そのものの評価もしてくれた。
中村:地方でやっているってことを評価してくれましたね。
松本:そうですね。すごく歴史がある演劇祭ですよね、2001年からやっているわけですから、今年で11年目ですよ。
富永:本当であれば、去年、10周年ですってやりたかったんですが、上手くサイクルが合わなかった。(笑)
加藤:あの時にずいぶん札幌の連中が来てるんだって、改めて思ったね。
富永:はい。北海道文化財団から助成をしていただいているので、その関係で財団の人も来てくれるようになったし。
片寄:北見の時も来ていたけど、残ったりしていなかった。帯広の時は、残って話をしたからね。
松本:札幌の人たちも結構来てくれるようになりましたよね。
富永:そうですね。
松本:やっぱり、演劇祭の醍醐味は、最初の話に戻ると、お互いの作品を支えあっているけど、そこに何のストレスもなく、楽しくやれているということですね。それとアフタートーク、僕らもお客さんになって見ちゃっている。で、1回目2回目ほど大変じゃなくて、(笑)すっとやるというか、大した打ち合わせもなく。(笑)
富永:まあ、何回もやっているからね。
松本:まあ、いいんじゃないかっていう、この。(笑)
片寄:だからさっきも言ったけど、北見で演劇祭やった時みたいに、全部やってもらったら、俺たち演劇祭ってもっと色々することあったのに、こんなに何もしなくて物足りないよねって。(笑)
松本:だからこの間、6回目、帯広でやった時は、僕らだって、なんかいいのかなって。
富永:まあ、4回目までが大変だったんだって。メガストーンで。客席から作ったんだから。
片寄:場所を作るってことがね。大変だったけど、結果的にそれが楽しかった。
松本:まあ、まあ、そうですね。
片寄:盛り上がったというかね。
松本:共同作業の必要性がないですものね、今は。あえてしなくても役割分担も出来ていますし。
(つづく)
家族旅行のため、1週間ほど帯広を離れていたため久しぶりの稽古だった野口です。
今日はまず場転の確認をしてからの通し稽古でしたが、小道具の配置、音響、照明を合わせてやってみると、今まで気が付かなかった不具合などが分かり、次回以降調整しながら精度を高めていきます。
芝居も役者の微妙な気持ちの揺れが垣間見え、深みが増してきました。
役者が安心して舞台に立てるようスタッフワークも気合を入れて頑張らねば!
余談ですが、5場でモリモリ食べるシーンがあるので空腹で見ていると辛いです。「美味しそーだなぁ」に意識が集中してしまいました・・・
坪井さんが撮った1場の写真です。ここでも酢の物を美味しそうに食べます。
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
やはり起き抜けに書くものではありませんね。
誤字のオンパレードin稽古日誌13をお許し下さい。
さて昨夜の自主稽古では、一時間の肉練のあとに改良シーンの確認と上手・下手が逆になる事の不都合を整理・確認を実施。劇団動物園随一の不器用村出身(自称)の佐藤は四苦八苦しておりました。
毎日の稽古が楽しくてたまりません。
次週より
月曜・水曜・金曜の通常稽古と
火曜・木曜・土曜・日曜の自主稽古再開です。
そして昨夜は!
久々の稽古だったので!
浴びるほど飲みました!
既に公約違反!
民主党万歳。
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
さて一昨日、北見公演終了後発の打ち合わせで団員皆が参集しました。
毎日合っていたせいで四日ぶりの再会は10年ぶりの同窓会の勢いの毎回ですが
此度は演劇祭が控えているので皆、既に臨戦態勢でした。
話し合いでは、劇団演研さんやアンケートから様々な感想&助言をいただいていたので、皆で改善点を議論し、より確かな帯広バージョンが見えてきました。
明日からいよいよ始動です。
そして!
願掛けで!!
私は!!!
公演まで!!!!
飲みません!!!!!
…チョコッとしか?!
おはようございます。
少し秋風が吹き始め,朝夕がひんやりと気持ちの良い帯広からです。
演研歴史上,こんなに稽古回数が少ない事もないだろう・・とさすがに不安になっている
上村です。
とにかく1回1回の稽古を大切にするしかありません。
さて昨夜の稽古で演出から「全体的には安定してきた」との感想がありました。
あと数回の稽古で演劇祭ですが,ぎりぎりまで修正は続きます。
器の中に食べ物も完璧に用意されています。
食べるシーンが多いので奮闘しているわけですが,昨夜は気管に入ってしまい咳き込んでしまいました。(嚥下機能の低下か・・・)
日常生活の中で食べる事,時には咳き込む事も普通にあると考えると,何があってもおかしくはないのですが・・・あわてんぼうの私はあわててしまいます。
もういい大人なのだから・・・どっしり構えたいものです。
「ホテル山もみじ別館」書き下ろしの経緯
富永:あれ、5回目の打ち上げの時に、僕は都合で先に帰ったんですが、龍さん(演研に客演)が酔っぱらって、書き下ろせって言ったんですか?
片寄:僕らは平田オリザに書き下ろしてもらったから、動物園は鈴江さんの作品をこれだけやっているんだから、書き下ろししたらいいんじゃないのって。そうしたら、みんな(道東小劇場ネットワークの3劇団)に書いたらいいんじゃないのって話になって、4場構成にして、それぞれが練習できるようにして、最後の4場だけみんなで集まって稽古するようにするって、なんとなく話がまとまった。その場はそれでお茶を濁した感じだった。
松本:そしたら龍さんが、
片寄:そうそう、酔っぱらって、俺も出せ!って言って。ベロベロになって「鈴江、お前書け!」って(笑)。鈴江さんしょうがなく、「はい」って言って、あれは言わされたよねって言ってたんですが、本当に書くことになるとは、半信半疑だった。
富永:でもそれは、酒の上の話でしょう。
松本:そうです。
富永:それで、正式に書いて欲しいって、オファーしたんだ。
松本:そうですね。それから正式に中村の方からお願いして。もちろんお金のかかる話ですから、それであえばお答えしますって話だった。それで役者のプロフィールを送った。最初は、佐藤と広部の二人芝居を書いてってお願いしたんですよ。
佐藤:あれ、3人じゃなかった?
松本:いや、歌ちゃん(岡歌織)は転勤があるかもしれないから、入れられないと思った。でも歌ちゃんが、「でも、もし旦那が転勤しても、私はここに残ってやるから」って言うから、じゃあ3人の作品で、広部と菜美ちゃんを中心にして、岡も出る形でって言ったら、鈴江さんの方から「中村さんは面白いキャラなのに、中村さんは出なくてもいいんですか。」って逆に言ってきたんです。
富永:はい、はい。
松本:作家がそう言うんであれば、じゃあ中村も入れて、4人で書いて下さいってことになった。
富永:なるほど。
松本:それでああいう本になったんです。
中村:お互いに、こっちは頼んでいいんだよねってのと、向こうも書くのはいいけどどうやって書いたらいいの?という感じだった。
加藤:観てないのかな、俺は。
松本:いや、多分観てます。前回(第6回)の演劇祭でやりましたから。
富永:あ、はははは。また加藤先生もとぼけちゃって。(笑)
加藤:ああ、俺たちが韓国から帰ってきた時にやったやつかい?
富永:はい、そうです。だから5回目の演劇祭を北見でやって、その次の年がちょうど動物園の創立20周年で鈴江さんに書いてもらって、一年あけて2009年に帯広で演劇祭でやったんです。
片寄:だから第5回の演劇祭が生んだのは「ホテル山もみじ別館」ですよ。演劇祭がなかったら、あれは書いてもらえなかったわけでしょう。
松本:そうですね。
(つづく)
第5回演劇祭について
中村:第4回が2004年ですか。そして2005年と2006年が空いて、2007年が第5回ですね。
松本:5回目は思い出がいっぱいですよ、動物園は。うちのアトリエでやりましたからね。
富永:2006年に動物園でアトリエをつくって、で、アトリエが出来たから、北見でやろうって話になったんだよね。
松本:そうです。
富永:北見だけ、やってなかったからね。で、ゲストの鈴江さん(鈴江俊郎)は・・・。
片寄:動物園で、鈴江さんの芝居をやっているから、コンタクトを取れるからって。
松本:それで、中村にとってもらって。
中村:我々の演目は「赤鬼」で、北芸さんが「棲家」。
片寄:僕たちは「隣にいても一人」の龍昇バージョン。
富永:07年だから、うちらが演研・茶館工房をつくった年だよね。で、こけら落としで、「隣にいても一人」をやって。その年は、翌年の1月に全国でつくった「隣にいても一人」が集まって、「隣にいても祭り」のようなことをやるので、それでその流れで、うちは「隣にいても一人」をやるということだった。それで兄の義男役は、帯広出身の龍昇さんを客演に招きました。
松本:動物園は、気合いが入っていました。北見のお客さんに見せたかったので、演劇祭というものがどういうものか。アフタートークはどんなものかって。それで僕らは燃えていました。
富永:うん。
松本:それで実際、自分たちの舞台が「赤鬼」が真っ白な舞台で、他が黒い舞台なので、どうしたものかと考えた。その時に、あの白舞台の中に箱をつくって、黒くすればいいんじゃないかって、阿部(動物園創立メンバーで大工)の協力のもと、つくったんです。で、自分たちの公演の前にそれを取っ払ってやったんです。
富永:何で白でなくちゃダメだったの?
松本:(外を見て)雪降ってきましたね。(笑)
片寄:それは演出の問題だから。
富永:それは演出のこだわりで、譲れないところだったんだね。
松本:そうです。それと6月の「赤鬼」公演の時に出ていた役者が演劇祭は出られなくて、僕にスイッチしたんです。
佐藤:そうだっけ、もういなかったけ。
松本:すごく大変だった。そんな感じで・・・。
富永:そんな感じ。(笑)
松本:あの時もアフタートークの印象は、あまりなかったですね。
富永:あ、そう?
松本:北芸さんと演研さんは、ちゃんと話していたけど、うちらの時は、「赤鬼」という作品があまり好きじゃなかったのか、のらりくらりとかわされました。
富永:あ、そうだった?
松本:逆にもっとキツイことを言ってくれるかと思ったんですよ。「君たち、こんな作り方で何を求めているの?」って言ってくれるかと思ったけど、そこにも触って来なかった。
富永:いや、まあ、それはさあ、遠慮があるよね。
松本:遠慮なしで来てくれるかと思ったんですよ。どこかの演劇祭で鈴江さんの作品をやった時に、アフタートークによばれて、これは違うって言って、ものすごくこき下ろしたというのを聞いていたから。それがあるかと思った。
富永:うん、うん。
松本:で、それを観た後でうちに作品を書き下ろしてくれましたから。鈴江さんもどうやって書いたらいいんだろうって、思ったんだよね、きっと。(笑)
片寄:鈴江さんの時も、平田さんの本についてだった。僕たちは本のことしか言われない。
松本:やっぱり作家さんなんでしょうね、鈴江さん。
加藤:あの時はあれだな、僕ら自分たちの芝居をあまり満足していなかったんだけど、「歳をとった人がこれだけやっているのは凄い」って言われたね。
富永:そうですね。京都では、ある程度歳になると、それで食えるか食えないかを見切りつけて、やめちゃうから、あまり歳の人はいないって言ってましたね。
松本:京都の演劇事情を話していましたね。若い連中は売れてなんぼだって。こういう特殊な空間に来るお客さんも凄いし、この歳までやられているもの凄いって言ってましたね。
加藤:いや、ただそういうことしか言われなかった気がする。
富永:いやいや、そんなことないでしょう(笑)。
松本:(笑)違いますよ、そこに感動したんですよ。
加藤:そんなこと関係ないんじゃないかと思うけど。
片寄:いや、終わってから、鈴江さん、自分のブログに書いてあったのを見たら、たいそう演劇祭で感動したって書いてあった。あ、そうだったんだって思ったね。
松本:そうでしたね。この空間にまた来たいって。
片寄:この空気をみんなに味あわせたいって、熱く書いてあったよね。
(つづく)
志展です。
本日の稽古 一観客として参加のM女史の感想を...
「DVの真逆の男っていうの?ちょっと油断すると引きずられて女の業で泥沼の行きそうな男を本当に...ホントにもう憎たらしかった。ホントにダメ男っていうか、私ならダメになっちゃうねズルズルって引き込まれて、憎たらしくって...」
昨夜、北見の本番を観せていただき、かなり冷や汗(-_-;)のわたくしでしたが、居直り地道に一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
後になってしまいましたが、本日、とかち毎日新聞社の方に取材をしていただきました。ありがとうございました。
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
昨日無事初日を終え
本日楽日です。
昨夜は劇団動物園函館支部の岡夫妻と
劇団動物園帯広演研同好会の皆さんとで狂乱のプチ打ち上げを敢行しました。
打ち上げは
劇団動物園史上最も熱く様々な評価が飛び交った愛溢れる瞬間の連続でした。
自信を持って創った私達と
全力で見届け皆さん。
久々にこれら最も素晴らしい財産を堪能しました。
本日、そして演劇祭に向けて精進したいと思います。
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
とゆー事で劇団演研さんは二日酔いで観劇中に熟睡必至です。高鼾に負けない舞台にしたいと思います。
本日は完全通しを敢行。
色々な意味で納得の通しでした。
……なんか本当に緊張感が無いな〜。
ただ胃は痛いな〜。
明日は笑顔で楽しみます!
そして!
なんと!!
今夜は!!!
飲みません!!!!
では
おやすみなさい(_ _)
第4回道東小劇場演劇祭について
富永:それでは、第4回に行きましょう。4回目は、会場をまた帯広に移しました。毎年やるのは、これで最後でした。で、その前の年に青年団が「団祭り」というのをやっていて、「ヤルタ会談」という芝居をやっていたので、あれ、「団祭り」でしたよね。
片寄:「団祭り」だったかは知らないけど、東京公演をした時に、盛り上がって「来て下さいよ」って言っていた。
富永:その時に来てもらうように話したんですね。
加藤:北芸は何やったんだっけ?
片寄:北芸は「受付」ですよ。「受付」と「走りながら眠れ」と「東京物語」。
富永:青年団の幕別公演が続いていたので、その時に会場を、平田さんと岩城さん(岩城保氏、青年団の照明担当)と杉山さん(杉山至氏、青年団の舞台美術担当)で一回会場を見てもらったんです。
加藤:青年団が「波止場の芝居小屋」でやったのはいつのことになるんだ?
富永:あれはその前じゃないですか?
加藤:東京へ行く前か。
富永:多分そうだったと思います。あれですよね、「暗愚小伝」。
加藤:あの時、装置の杉山さんがこの小屋でやるって、随分張り切ったらしいよ。
松本:4回目で一旦ストップということでしたね。
片寄:そう、それから3年空いたからね。
松本:僕らは最後に「東京物語」をやろうと決めていたんですね。考えてみれば、1回目から4回目まで、うちの中村はずっと出ていたんで。
富永:ああ、そうか。
松本:頑張ってもらって。ものすごく、あの役(「東京物語」のオリーブ、オカマの役)が嫌だったので。
富永:ああ、そう。
松本:戻れないんで、あの役に入ったら。普段から、こういう感じになっちゃう。何が嫌だって、松本君に唇を奪われるのが一番嫌だったみたいです。
富永:意外と良いのにね。(笑)
松本:そのくせ、そのシーンになったら、口を半開きにして待ってますからね。(笑)
富永:は、は、は。(大笑)
松本:おお、俺はその口に突入しなきゃならんのかって。
中村:申し訳ないね。
松本:こっちこそ覚悟がいりましたよ。忘れられない。(笑)
富永:お互いにね。(笑)
片寄:4回目の打ち上げは、あそこの会場でやって、それから大通茶館の上でもやったものね。
富永:4回目からでしたっけ、あそこの会場で打ち上げしたのは。
片寄:違う違う、2回目から。1回目の時にお客さんが参加したそうだったので、2回目から会費を500円もらって、ビールとか出して交流会をやった。だから演劇祭の1日目にやった。2日目は、終わったあと、会場を片付けなければならないから。
佐藤:4回目は、ヤルタ会談の島田さんとお話しする時間があったんですが、「皆さん、お仕事しながらやっているんですよね」って、「普段は会社員とか、お勤めなんですよね」「そうです」「いや、僕たちプロなのに恥ずかしいな。皆さん凄い」って、言われた記憶があります。「仕事じゃないのに、こういうことをやれるのは、本当に凄い」って、言われたのが印象的です。
加藤:ある意味では、アマチュアでやっている方が、有利だっていうのがあるんだよね。
富永:まあ、制約がないですからね。プロだとここの劇場を押さえて、その期限までに何とかつくっちゃわなければならない。
加藤:それから、生活するのに苦労することがない。
片寄:一番贅沢にちゃんと、根本的に芝居に向き合える。プロというのは向き合っても、仕事にもなっているということがある。
加藤:そういう意味では、アマチュアにハンデがあるというのは、逆かもしれない。
片寄:大塚さんによく言われたよね。皆さんが一番豊かに芝居をやっているって。
加藤:よくアマチュアで、僕らはプロじゃないんだからってという言い方で、多少いい加減でもいいんだというのがあるでしょう。それは違うんじゃないかと思う。
中村:それはこの3劇団が共通して思っていますよね。
片寄:僕ら、大塚さんが来た時に、アマチュアなので、芝居の向き合い方は同じつもりでいるけど、プロのようなスキルがないからって言ったら、大塚さんに「片寄さんたちをアマチュアだと思ったことはない」っていつも怒られた。「何でそういうことを言うんだ」って。
松本:それと似た様なことは、打ち上げで大塚さんに言われましたね。君らの芝居だってねって、いろいろ細かいアドバイスを受けました。根っこの部分では、プロもアマもないんだよ。
加藤:仕事だからって、厳しく向き合うこともあるかもしれないけど、逆にこれが終われば、ここと関係がないというのもある。だから同じなんだよ、対等なんだよ。
片寄:プロと名乗ると、やりたくない仕事もやらなければならない。僕らやりたくないことやらないからね。(笑)
富永:それで、当初、毎年やると各劇団の活動に支障が出ると困るから、3年に一回くらいのペースでって話があったんですが、結局4年連続でやったじゃないですか。これはどうでした?やっぱり苦しかった?
松本:大変でした、やっぱり。もちろん、やってよかった。でも、みんなのスケジュールを調整しなければならなかったし、それで出来ない本もあった。いろいろと大変でしたが、でも、やってよかったという手応えはありました。
富永:なるほど。
松本:演研さんがガンガンと引っ張っていってくれたから出来たんですよ。それでなかったらなかなか。僕らは慎重な集団なので、石橋を叩いて渡らないんで。(笑)
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
いや〜
取り返しましたよ
取り返しましたよ
取り返しましたよ
今夜は
通しこそ出来ませんでしたが、勝るとも劣らない色んなとこチョコット稽古が出来ました。
何も出来ないのは私だけ。
さ
これからやけ酒です。
おやすみなさい(_ _)!!!
かねだです。
昨日は久しぶりの稽古。
前回の稽古を休んだ為、本当に久しぶりでした。
芝居の方は細かくダメ出し・確認しながら
3場まで(全部で5場ある作品です)
役者3人は演出のダメ出しにも柔軟に対応し
3人の関係が深まりつつあります。
今回の作品は食べながら・飲みながら進んでいくため
そのタイミングも重要になってきます
食事の仕方にもそれぞれの思いが見えてきます
...みんな美味しそうに飲むんですよね~
お酒を入れた覚えはないのですが(^-^;
たまに「...飲み過ぎ」なんて指摘される事もあるんですよ
衣裳合わせで、格好をつける某氏。
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
さ
本日は久々に最悪な完全通しでした。
いや〜
参りました参りました。
こーゆー事があるから
面白いし止められない。
本日の反省を明日に明後日に生かし、悔いの残らない本番を迎えたいと思います。
では
これより独り反省会in自宅で飲みまくります!
明日も笑顔と勇気を!!
おやすみなさい(_ _)�ヲ
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
本日はスーパースタッフを含めた最終打ち合わせを実施。各セクションのスペシャリストが久々に顔を揃えました。その後は、スーパースタッフ筆頭が音響機材チェック。団員はただただ瞳を輝かせて彼の指示に従っていました。
本日も音・光確認稽古。
役者稽古は明日以降で〜す。
さ!
これから独り淋しくガッツリ飲みます!!
第3回演劇祭のつづき
富永:そうですね、北芸の芝居は超満員でした。
片寄:俺たちは、入り口のところで観ていて、宇佐見が北芸の芝居を初めて観たんだけど、観てね、泣くのよ。
松本:俺も前で観てましたけど、泣きましたね。
富永:あれね、あの時木野さんは付き人の女の人と2人で観てたんですよ。僕は、2人を客席に案内して、すぐ近くで観てたんですが、芝居が始まって、加藤先生が出てきて、ニット帽をかぶっていたんですが、それを脱いだ時に、髪の毛がペシャってなっていて、それが何ともいえない、なんて言ったらいいのかな、演じているのではなくて、いや、その人がそこにいるんだって気がして、とても衝撃的だったんです。その時、ふっと木野さんを見たら、ビックリした顔をして、隣の女の人に「これ、すごいね」って耳打ちしていたんですよ。
森田:座ってね、ゴザに座って佇まいを直すところですね。
加藤:ああ、木野花、言っていたね、アフタートークの時に。帽子を脱いで、こうして手で髪をなでた時の、何もしなくても、それだけでいればいいんじゃないかって。
富永:とても生活感があって、リアルだったんですよ。
加藤:それは、桐谷さん(黒テントの女優)も言ってたよ。「加藤さんって、全く生活感がない人かと思って芝居を観ていたら、全然違うのにビックリした」ってことを桐谷さんが言ってた。あの後、夜遅くに行ったんだよ、黒テントの打ち上げに。
富永:ああ、そうですか。
加藤:その時に、そんなこと言ってたよ。でも、まあ、喜んでもらえたというのは、何よりだね。
富永:いや、木野花、大絶賛でしたからね。
片寄:あれは、今まで観た北芸の芝居の中で、一番ですね。「この道はいつか来た道」の中でも、あの時の舞台は最高でしたね。一番泣いたね。
松本:いろんな魔法がかかりましたよ。本当に泣いたね、ボロボロ。(笑)
片寄:あれを観た時に、これで東京へ行っても大丈夫だなって思った。道東小劇場演劇祭として、恥ずかしくないものをみせられるって。
松本:木野花のアフタートークも面白かったですよね。やっぱり見せる、聞かせる、でね。
富永:そうですよね。木野花は、この演劇祭を皆にみせたいって言って、本当に東京公演に来たからね。チケットも売ってくれたし。でも、演研の芝居は来なかったけど。(笑)
松本:演研、来なかったですか?うちの芝居も来てくれましたよ。
片寄:うちだけ来なかった。平田オリザの芝居があまり好きじゃないんだよ。
富永:でも、アフタートークの時には、いい評価でしたよ。この芝居、見終わったお客さんが家に帰って、夫婦って何だろうかって考えさせる、そういう小憎たらしい芝居なんだよねって。(笑)
松本:うちらは初め台本読んだ時に、どうするの、この本をって。
富永:本が破綻しているって言ってたね。
松本:それを動物園スタイルでやって、なんとか観られたけど、腹立つわ、あんたたちって言われた。
加藤:あの時も作家の人も来たのかい?
富永:あれは、東京公演ですね。
松本: 東京公演の時に、僕らのアフタートークは松本さん(松本修)だったんですよ。松本さん厳しいこと言うから、前もって会場に作者がいるからって言っておいた 方がいいんじゃないかって、富永さんに助言もらったんで、言ったら、「聞いててよかった!本のことクソミソに言おうと思ったのに」って。
富永:あ、そう。(笑)
松本:「いや、良かった良かった。」で、急遽、動物園のことをクソミソに言いました。(笑)
富永:いや、あのアフタートークはちょっとね、動物園対松本修って感じで、客席を無視してダメだしをしていたよね。(笑)小さな声で「ここはこうした方が良いよ」とか言って、お客さんから聞こえませんって言われた。(笑)
加藤:あれは、東京でやった時は、装置とかは大変だったの?
佐藤:いや、極力減らしましたね。
松本:畳も用意してもらって。
富永:そうそう青年団で用意してくれて、ちゃんと包丁を刺すところも決めてあったんでしょう。ここだけしか刺さりませんよって。
松本:そうです。
富永:東京は3日間でしたね。1日3本ずつ、順番をかえて3日間。
松本:3日もやりましたっけ。
富永:3日やったね。1日目のゲストが鐘下辰男、2日目が松本修、3日目が平田オリザ。
加藤:鐘下さんの時のあれは、電信柱の話ばっかりしてたね。
富永:鐘下は1回目の時と違って、1回目の時はあんなに台本に付箋をつけていたのに、行き当たりばったりトークだったね。(笑)
(※北芸の使っている電信柱は、道に落ちているのを拾ってきたもので、リヤーカーで運んだという話題で盛り上がった。)
片寄:東京公演はトークということでは、あまり印象がなかったね。僕らの時は、平田さんは自分の本だからあまりそういう話も出来なくて。
富永:演劇祭全般の話になりましたよね。
松本:僕らが嬉しかったのは、ひらたよーこさんが観てくれて、褒めてくれたことですね。よーこさんが「彼らは野獣だね」って言って。(笑)決して褒められた感じはしなかったんですが、嬉しかった。
加藤:初めて北海道新聞の加藤さん(加藤浩嗣記者)が、僕らの芝居を観てくれた。
松本:え、そうでしたか。
加藤:そう。それで「私のベストワン」で、東京で観たものを書いてくれたんだよ。
富永:あの時は、ずっとついてくれて取材して、大きく記事にしてくれましたよね。
加藤:それから、観てくれるようになった。それまでは北芸を観ていなかったし、私も加藤さんのこと知らなかったんだよ。
片寄:加藤さん、打ち上げで酔いつぶれて帰ったんだけど、外で寝てて大変だったよ。
富永:は、ははは。(笑)
片寄:東京公演も三日間で、四日泊まったわけでしょう。みんな交代で、一日は必ずアゴラの上で泊まったでしょう、順番で。
松本:はい、はい、そうでした。
中村:あれ、何月でしたっけ?
片寄:10月。
中村:湿度がすごく高くって。Tシャツが稽古でグショグショになって、本番の時までに乾かなかった。これが東京の湿度かって思った。
加藤:あの時にハーモニカを吹いたのが、三橋って言う作曲家なんだけど、釧路で吹いてもらって、東京に行かないかって言ったら、行くって言うから、吹いてもらった。アゴラでは、どこで吹くかって考えたんだよ。
富永:ああ、そう、舞台の上のギャラリーのようなところで吹きましたよね。
加藤:青年団の人に、あそこの上で吹いていて、違和感がありそうなんだけど、なんか成立していたって、言われたのが印象にあるね。
松本:お祭りでしたね、第三回も。
片寄:第三回はその後もあったでしょう。年明けてから。
松本:え、
片寄:阿寒へ行ったでしょう。
松本:あー、あー。
片寄:打ち上げと反省会、そして今後どうするか、話し合いをしましょうって。
松本:あ、そっか。
富永:そしてうちの団員が大喧嘩をしてね、誰か忘れたけど。(笑)
(つづく)
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
昨夜は
スーパースタッフ筆頭が稽古に顔を出してくれました。
観終わった後
『言いたい事たくさんあるぞ。えーっと何だったかな』
と瞬く間に、鋭く適切な感想助言を放ってくれました。
その後は稽古終了後にプチ宴会を二階で開催し、帰宅は早朝4時半でした。お陰で本日は完全OFFです。
やっぱり仲間と飲む酒は一番です。
明日もガッツリ飲みます�
本日報告 志展です。
役者三人そろいました。1場から5場まで調整を加えながらの稽古です。終わった時には日付が変わっていました。三人三様に自分のことで精いっぱいなのか、稽古場での互いのこころのやりとりが感じられぬまま終了。しかし確実に、この稽古を次回につなげたいと思います。
小道具担当のカネちゃんが休みのため、「えっ、どこだっけ?」と言いながら小道具を並べました(^^;)。
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
昨夜の麦酒は格別でした。きっと仲間と共に飲んだらもっと美味しいだろうな〜と毎日思っています。
さて昨夜の稽古では、様々な箇所を全員で確認しました。
稽古を重ねる度に精度を上げる
私以外のひとたち。
本番が近付くにつれ研ぎ澄まされてゆく
私以外のひとたち。
何か
いいカンジの
私以外のひとたち。
頼もしいし
誇らしい。
嬉しいし
楽しい。
いよいよあと一週間。
良い加減で頑張ります。
第3回演劇祭について
富永:さて、どんどんいきたいと思います。3回目は会場が帯広ではなく、釧路になったんですが、あれはどうして釧路になったんでしたっけ?
加藤:「波止場の芝居小屋」があるんだから、ここでやったらいいんじゃないかって、なったんじゃなかったか。
松本:あれで(波止場の芝居小屋が)サヨナラですよね。
富永:いや、違いますよね。
加藤:いや、サヨナラではないんだけども、サヨナラかも知れないって、言われたんだよ。
富永:ああ、そうか、それがあったのか。もしかしたら、もう芝居小屋が無くなるかもしれないから、「演劇祭」をやりましょうってことになったのか。
森田:1998年に出来て、5年ですからね。
松本:まだ動物園は持ち小屋なかったので、持ち回りってことで言えば、北見は無理なので、釧路でって。
中村:その時点で、東京公演は決まっていたんですか?
富永:はい、平田さんから「道東小劇場演劇祭」を東京でやらないかって言われて。
中村:最初から釧路と東京でやることになっていた。
富永:そうですね。セットでやることになっていた。
松本:それで木野花が来たんですね。
片寄:まあ、第3回はとにかく地震ですよ。
松本:本当にそうですね。
富永:地震で中止とか、頭になかったですよね。釧路まで行ければ、出来ると思っていた。冷静に考えれば、あんなに大きな地震があったんだから、演劇祭やっている場合ではなかったかもしれないけど。自粛しようという様な感覚が全然なかったじゃないですか。
松本:いや、無かったですね。
加藤:いや偶然かもしれないけど、何も小屋に影響がなったんだよ、あの地震は。機材一つ壊れてなかった。
松本:あの近辺、結構すごかったよね。
富永:そうそう、港のそばだから津波がくるとか言ってって、のりちゃんに出来るの?ってメールしたら、今警戒区域になっていて立ち入ることが出来ないって返事が来た。
加藤:うん、最初はね。
中村:周りの家の壁が崩れてましたよね、芝居小屋の近くの。
富永:いや、国道も、途中の道路で路肩が崩れてったよ。前の日に釧路入りした大久保(アフタートークの司会)は、国道が通行止めになっていて、ぐるっと迂回して行ったからね。
中村:苫小牧では、コンビナートで火災があったし。
富永:へー。リハの時も、ぐらぐら揺れたもね。何回も余震があって。
片寄:揺れた、揺れた。
富永:よく本番中、揺れなかったよね。
松本:いや、動物園のとき揺れましたよ。
富永:あ、そう。アフタートークの時に、ぐらっと来た記憶はあるけど。
片寄:いや、動物園の芝居で「地震が来たら」ってセリフがあって。
松本:そうです。その時に、「地震来たら、俺は一番最初に好きなもの食べるタイプです」、「いや、俺は最後までとっておくんだ」って後のシーンでぐらっと来たんですよ。それで、全然関係ないシーンでお客さんがどっと笑って、僕らは一瞬固まって。
富永:あ、そう。(笑)
松本:これは参ったというのを、覚えてますよ。
加藤:あの時に、木野花がすごく構えてたね。
松本:そう、構えてましたね。
富永:まあ、知らないところに来るんだからね。
加藤:いや、別役実をやるって言った時にね、「これ、観たあとに何を言えばいいの」って。
松本:一番最初に言ってましたよね、打ち合わせの時に。最初に、「あの、どこまで話したらいいの?アフタートークで」って。
富永:そう、そう「みんな楽しい雰囲気でやっている時に、厳しいことを言っても場違いだから、どのスタンスで言ったらいいの?」って。
松本:で、片寄さんが「思ったことを言って下さい。何でも結構です」って。(笑)
加藤:特に別役実をやるってことになっていたから、別役さんの芝居なんか、
松本:別役の芝居は失敗すると思ってたんでしょうね。
加藤:別役の芝居をやるのを見たってしょうがないんじゃないかっていう気があったんじゃないかな。それが印象に残っている。
富永:ああ、そうでしたか。
加藤:だから、僕も茶化ながらじゃないけど、「今日やらなきゃいけないから、じゃあセリフを覚えます」って。(笑)
松本:わははは。(大笑)ここ、使えますよ!
中村:それがトリでしたものね。それと黒テントの人たちも(黒テントの釧路公演を)終わって、来てましたよね。
富永:そうです、そうです。満員だったもの、超満員でしたね。
森田:ご苦労かけましたね。
片寄:あのね、一応、舞台監督を僕がやっていたでしょう。客席どれくらいつくるかって聞いた時に、北見や帯広と同じくらいだって言うから、そんなことないでしょって、これが小屋の最後かもしれないって言ってるわけだから、そんなわけないでしょう、いくら地震でもお客さんもっと来るんじゃないのって言ったら、森田さんが、「いやいや、大丈夫、大丈夫、来ないから」って言って、そうしたらお客さんどんどん来るし。それでも俺あの時に、もしかしたらお客さん来て、座布団足りなくなったら困るから、みんな自分の車から座布団を持ってきてって、言っておいたんだよ。それが正解で、桟敷席を一列足して、また一列足してで、ぎゅうぎゅう詰めだったんだよ。
松本:僕最前列で観ました。もしかしたら観られないかもしれないって言われて。
佐藤:私は立ち見で、それも物陰で声しか聞こえない位置で観てました。
(つづく)
大変お世話になっております。劇団動物園:松本です。
さて
来週末はいよいよ本番な北見。
毎日稽古のせいか、いつにも増して緊張感が希薄なドラマ班。
対してピンポイント稽古で日に日に精度が上がり、胃が痛くなる程の覚悟と緊迫感を纏っている作業班。
全く対照的な2チームですが
通し稽古をすると程良い融合塩梅。
力の抜けたcastと
鬼の覚悟と集中力で舞台を支えるstaff。
……もしかしたら
良い作品になるかも。
あと一週間。
良い加減で走り抜けたいと思います。
PS
連日の残暑には麦酒は必須です。
今日は午前中からポスターを張り歩いたり、チケット集約表を作ったり、制作作業に明け暮れた一日で、少々バテ気味の片寄です。
久し振りに全員が揃っての(全員で何人なのかは、な・い・しょ・・・)稽古でした。
本番一か月前にしてはまあまあの仕上がりです。芳夫も結構いい加減な奴になってきたので、智子役の坪井が途中、素にかえって富永に「ああ、いい加減でムカつく」と、言うくらいです。
その坪井、ラスト5場で良い台詞をはき、私は一瞬ウルッとしました。これが毎回できるといいのですが、本人は自分がその台詞を言った状態をまだ自覚できていないので(つまり、たまたま良かったということなので)これがコンスタントにできるように稽古を重ねなければなりません。
動物園では稽古の後に一杯のようですが、ロートル集団・演研は終了、即解散です。そういえば6月公演の後、団で飲んでいないような・・・・・・
ああ、演劇祭で3劇団で飲む打ち上げが待ち遠しいなあ。
ラスト5場の一コマ、稽古着とはいえ猫娘とは・・・
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